イマクがリーダーとなって彩輪が広がり、イコルはカーマに反旗を翻しました。カーマから逃れてきて、ニコたちイムリのもとにたどり着きますが、カーマだと誤解されて攻撃を仕掛けられてしまいます。
21巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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攻撃を受けたイコルたちですが、イマクが無抵抗の意を示したのを見て、それに習い、イムリたちに敵でないことを伝えます。
話せないイマクですが、筆談でデュルクに何が起こったのかを伝えます。ラルドがミューバによって奴隷化されたことを知るデュルク。
イマクは、自分たちの彩輪についても伝えます。名前無しで術をかけられる自由な彩輪となった結果、促迫でない別の彩輪で、2回目の発動で相手を奴隷化させる彩輪になってしまっていました。
イマクとデュルクが話している間に、ニコたちがイコルから彩輪による侵犯術を教えてもらっていると、上記の2回目の発動に至ってしまい、イムリのジントが奴隷になってしまいます。
イマクは命令彩輪の作り方を知っているため、デュルクにイムリたちに命令彩輪を使えるようになってもらおうとしますが、「払拭」を宿してしまったために、そもそも促迫が作れないことに気づきます。
デュルクは、命令を使ってカーマを奴隷化したら、自分たちがカーマになるだけだといいます。カーマもまた、侵犯術という彩輪に支配されているのだと説くデュルクは、ラルドの意思をついで皆を彩輪から解放しようとします。
デュルクたちに捕らえられたドネークは、デュルクが抗体を持ってさえいれば命令にかからないと勘違いしていることに気づきます。デュルクやニコは、体の一部が化物になってしまっているので、命令が有効です。ドネークは、2人きりになったときに命令を使うチャンスをうかがい始めます。
トパロとヴィテジは、相変わらず平気の研究を進めていました。禁じ手の兵器と呼ぶ氷を生成する術が蘇りつつあります。そのヴィテジですが、イマクを逃してしまったことで自分を責めてボロボロになっていました。
その兵器を搭載した上で、ミューバは船に乗ってきてデュルクたちに話し合いをしようと持ちかけます。ミューバは、自己中で全然ダメなように見えて、デュルクが相変わらず自分を信じてしまっているという部分だけはよくわかっていますね。
22巻は、ドネークが動くことと、凍らせる兵器が発動することで、ドタバタとした展開が続きそうです。一気に命令彩輪獲得まで進むかと思っていましたが、そうはなりませんでしたね。
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