人体発火や人間がダイヤに変わるといった奇怪な事件、集団行方不明が続発しているという設定の町が舞台。主人公の二宮ユウヘイが、事件を引き起こす異能に挑みます。
異能の迷宮から出る方法は2つ。
自覚のない異能者を殺す
見えない法則を見つけ出す
のどちらか。見えない法則によって、人間の体が発火したり、ダイヤに変わったりしています。法則が解けなければ、異能者が死ぬまで終わらない殺し合いが始まります。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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ユウヘイとその友人ミツヒデ、ミツヒデのことを気に入らないという不良3人と巻き込まれたのは、体が砂に変わっていく異能の迷宮。部屋には犬と迷宮に詳しそうな少女もいました。
人によって砂化のスピードに差があること、唯一の扉に近い人間から砂になっていること、自分たちよりも前にこの部屋に入って全身が砂になってしまった人たちが何人もいることから、迷宮を作り出したのが犬であることを見抜きます。砂になる条件は圧力。犬は妊娠していて、内部から圧迫されているので、ほとんど砂になっていませんでした。体に水風船をつけて、ベルトを巻き付けて脱出します。
迷宮に詳しかった少女花牟礼サエコは、姉を異能で亡くしていました。異能をばらまいていると言われている殺人鬼メイズを、サエコとユウヘイで追うことになります。
ユウヘイが女装してココロ女子高校に潜入。そこで、蜂に刺されると体が肥大化する異能に巻き込まれます。校内のいたるところに大量の蜂が発生。蜂が狙う人とそうでない人がおり、蜂に刺されると急速に悲観的になることを見出します。
1巻で迷宮2個は、ちょっと展開が遅いかもしれません。その迷宮でアッサリ死んでいくだけのキャラ紹介ページが、テンポを悪くしているような気がします。
- 作者: 岡田伸一,山田J太
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