前回のあらすじと感想
人間の知性と顔を手に入れた動物たちが、人間を家畜や食料にして暴れまわるパニックホラー。動物園の動物とコミュニケーションを取れるマサトとその一行は、安全を求めて自衛隊の駐屯地に辿り着きましたが、すでに自衛隊も動物たちの支配下にありました。
3巻と4巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
広告
マサトに裏切っていたことを認めた中田さんは、サファリ職員全員が関わっていた「ジンメン計画」について話し始めます。人間と動物の違いは、知能と顔によるコミュニケーションだということで、動物に人面と知能を持たせるウイルスが開発されました。賢くなった動物たちが暴走したというのが今回の顛末でした。
ヘリが墜落して捕らえられたマサトたちを助けに来たのが、中田の仲間の吾郷と印藤でした。2人は、それぞれライオンとゴリラに変身します。ジンメンを制御するために、人間に動物の力を宿す研究も行われており、その成果として生まれたのが「ジュウメン」でした。薬を投与して変身するあたり、唐突にテラフォーマーズ化した感があります。
脱出したマサトたちに襲いかかるのは、象のハナヨ率いるジンメンの群れ。園長の策略で、薬の濃度が意図的に高められており、吾郷たちは暴走を始め、ハナヨはマサトをかばって命を落とします。
ハナヨの残したメモをもとに、なぜか「ジンメンを元に戻す方法がサファリにあるかも」という推測を立ててそれを信じ込んでジンメンの本拠地であるサファリへと進むことを決めるマサトたち。
途中、クマやカバのジンメンに襲われてピンチになりますが、吾郷の仲間である永長たちが登場して助けられます。中田は止めますが、永長はマサトの正体を語り始めます。異常な再生能力や動物と話す力を持つマサトは、ジンメン計画の研究者たちによって生み出された人造人間でした。
テラフォーマーズ化した吾郷たちはアッサリ退場。意味不明なハナヨのメッセージからサファリへと進む展開がまったく理解できませんが、どういうふうに話を収束させていくんでしょう。
- 作者: カトウタカヒロ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/04/12
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
- 作者: カトウタカヒロ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/05/12
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
- 作者: カトウタカヒロ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/08/10
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
- 作者: カトウタカヒロ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/08/10
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
5巻のあらすじと感想
広告