8巻のあらすじと感想
1人1票で、ギャンブルで票を奪い合う生徒会選挙がスタート。生徒会長と同じ百喰一族が夢子の新たな敵として登場しました。
夢子は相変わらずですが、芽亜里が副会長を手下につけて生徒会長を狙う宣言。
9巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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生徒会長選挙の中間発表が行われ、1位は桃喰綺羅莉の216票、2位は等々喰定楽乃の133票、夢子は13票で10位であることが明かされます。
等々喰の提案で桃喰に勝つために票を集約するためのギャンブル「公共財ゲーム」がスタート。等々喰は胴元として票を出し、全員が協調して納税すれば自分から大きく票を奪えると言います。典型的な囚人のジレンマ設計で、協調して納税するか、私腹を肥やすために脱税するのかの2択。さらに5人の参加者のうち、3名の賛成で1人を追放できるというルール。
夢子は全員が納税することを提案、各自の納税額をくじで決めて、トータル納税額から脱税者を当てようとしますが、うまくいきません。即席で組んだ2名が裏切っていると推理した豆生田は、裏切り者が皇と骨喰であることを看破します。皇は、骨喰を仲間にするために、自分の私財を提供していました。
追放されたときに初めて自分が皇にハメられたと気づく骨喰。ぶっちぎり1位の骨喰が追放されて、勝利した皇はプラス100票を獲得。
しかし、このギャンブルの裏で、皇と等々喰の2人で外ウマによる勝者予想ギャンブルも行われており、豆生田の勝敗も賭けの対象になっていました。豆生田が勝利条件を達成したことで、皇は300票を失います。豆生田が復活することを信じていたからこその、必敗のギャンブルのに挑んでいました。
ゲームそのものの展開は面白かったんですが、モブキャラが前面に出てくる最後の展開はちょっとイマイチでしたね。協調・裏切りみたいな2択だと夢子の異常さで惹きつける展開は難しかったんでしょう。
お金の次は票がインフレしていくだけなので、いまいち賭けてるものの大きさがわからなくなってしまって、ただのオマケと化しています。
賭ケグルイ 9巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)
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9巻のあらすじと感想
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