廃墟と化した無人島で繰り広げられるサバイバル・ホラー。M大学・廃墟研究サークルのメンバー6人がクルーザーでとある無人島を訪れると、そこは化物の巣窟。船は壊れ、島の周囲には放射性廃棄物。サークルのメンバーは次々に化け物家族に襲われ、さらわれていきます。
化け物家族に捕らえられ、彼らを超人たらしめた「ホルスの目」により、彼らの記憶と力を流し込まれる高久。
キャラクター紹介
化け物家族
カオル、ヨゼフ(カオルの父)、マリ(カオルの姉)、サトル(カオルの弟)、おとき(かおるの祖母)
廃墟探索サークル
飯野(サークルの部長、死亡)、高久(主人公)、上原、東山(モテ男の先輩、おそらく死んでる)、藤井、倉木(死亡)
その他
村田、村田の娘亜美、ハナクロと島民たち
6巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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目覚めた高久は、カオルの記憶と人格が混ざり、マリを上回る速度、巨人のおときの攻撃を受けてもひるまない強さを持つに至ります。家族全員を相手にするのはきついと見てか、ハナクロを連れてその場から離脱。途中で、ヤクザに連れられて島に投棄されている人たちを発見。「にえぎだぁ~」とニヤけた顔を浮かべると、カオルと同じように虐殺を始めます。
一方、捕らえられた(島に武器を持ち込んだ元刑事)村田・藤井・上原・(村田の娘)亜美たちの方も、カオスな状況になっていました。
先輩の子どもを妊娠しているという上原は、部長の死体を喰いあさります。藤井は自分が好きな男の子どもを上原が妊娠していると聞いて逆上、2人はお互いを殺さんばかりに取っ組み合いを始めます。
亜美は、上原に名前を呼ばれたために、村田に娘だと気付かれ豚のお面を引きはがされ、押し倒されます。そこで抵抗して、チェーンソーを手に取ったシーンが6巻の表紙。父親をチェーンソーで刺し殺します。危なかったところでしたが、亜美を「ザンダマリア」と呼ぶカオルに助けられます。
サトルは、亜美だけは心が読めず、「滅ビノ子を産ム?」という意味深な疑問を頭に浮かべています。ホルスの目に授けられた何らかの記憶と関わっている何らかの伏線でしょうか。
マリは、高久が不完全な存在であることを見抜き、割れた石のホルスの目の目玉の部分を持っていき、高久の前に現れます。戻りたいんだろう?と触手の出る目玉を高久にちらつかせるマリ。意思の記憶の中に飛び込んで、何も考えなくていい子どものままでいられる世界が待っていると誘惑します。
高久も化け物になるかと思いきや、中途半端なヘタレのままでした。誰が生き残れるかはっきりしていませんでしたが、亜美とひょっとしたら高久だけが助かるエンドに行きそうな気がします。少なくとも人間を食べ始めた上原は、もう人間に戻れなさそう。
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