NTTソルマーレが作ったコミックブランド「ズズズキュン!」の看板マンガ。1話ごとの販売で、単行本単位あるいは雑誌単位で収益化を狙う電子書籍が多い中、ちょっと変わった戦略だなと見ていました。3巻まで出たところでまとめ読みしました。硬派なバイオハザードサスペンス&アクションが展開されています。
3巻まであらすじと感想(ネタバレ注意)
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世界のさまざまな場所で起こり始めるウイルスによる住民同士の殺し合い。武器商人が世界最古のウイルスと語るそのウイルスは、感染した人間を狼のような顔や体型へ変貌させ、最後の一人になるまで殺し合わせるという性質を持っていました。
WHOの依頼を受けた考古学博士のDr.イツキは、WHOが狼ウイルスと呼ぶそのウイルスの由来を追い始めます。キーパーソンとなっているのがイツキの同級生の韓国人ユ・テゼ。ユは、ウイルスで滅んだ村に火を放つところを目撃されていました。
イツキがユに接触し、ウイルスの発生源と追うべき敵が明らかになります。ユが関わったルーマニアの古墳発掘で、地上に姿を現した古代の「狼」ウイルス。世界中の紛争地域で使用され始め、WHOは一刻も早くワクチンを開発する必要性にかられていました。
ユは、ウイルスの拡大を防ぐとともに「狼の王」と呼ばれる人物を追っていました。発掘のときにユに襲いかかる感染者を倒したのは、「狼の狩人」と名乗る男でした。同僚を護るために発揮した勇敢さを認められ、その男に後継者として指名され、「おまえが次の『土曜日の子』だ」と言われます。ユが狼の王として睨んでいたバコアス将軍は、ウイルスの力により2500年の時を生き抜いていましたが、王ではありませんでした。
セリフとアクションの密度でどの話も読ませますが、ストーリーそのものはなかなか進ません。ブランドの看板マンガなので、簡単には追われない雰囲気が出ています。
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