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多重人格探偵サイコ / 田島昭宇(23)(24)、若菜を倒し19年続いた連載の最後の戦いに終止符

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多重人格探偵サイコ(24)<多重人格探偵サイコ> (角川コミックス・エース)

最終盤に見せかけて新たな戦いに突入したサイコ。若女の頭に転移する弖虎と美和。戦いの舞台が若女の精神世界へと移ります。

雨宮教授が口走っていた内容と付き合わせて、自分たちが戦っていた若女がはるか昔から人格の転移を繰り返して生き延びていた化け物だと明らかになりました。精神世界で追い詰められて劣勢になった弖虎と美和は合体、美虎・モノストーンパープルというキャラに。ゾンビたちを蹴散らして摩知の人格がとらわれているタワーへ向けて進んでいきます。

24巻で長かった連載に終止符が打たれました。

23巻と24巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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スカイツリーっぽい塔のてっぺんまで飛んでいき、摩知を見つけ出すも上半身を残して精神が朽ちかけていました。若菜は死神のような姿で大きな鎌を振るって美虎に襲い掛かってきます。致命傷となる鎌の一撃を喰らったところで、美虎の合体が解除され、ダメージをすべて引き受けた美和が消滅します。

弖虎は1人で刀を持って若菜に立ち向かっていきますが、体の自由を奪われます。万事休すかと思われましたが、笹山が摩知の頭を殴って摩知に呼びかけます。体を動かす主導権をほんのわずかですが取り戻した摩知は、笹山の持っていた銃を手に取り自らの頭を若菜ごと撃ち抜きます。

摩知が死ぬ瞬間に、意識を取り戻した雨宮の人格が弖虎の体で目覚めます。雨宮は、弖虎の中にいて弖虎と美和が摩知の頭の中に移って最後の戦いに向かったことを知っていました。その場から笹山と雨宮(弖虎)は脱出します。

エピローグは、警察をやめた笹山が雨宮と笹山犯罪研究所という看板で小さな事務所を運営しているところが描かれます。弖虎の体を動かす主人格は雨宮のようですが、白に呼びかけているのは西園の人格。相変わらず学窓の監視はついているようです。

ここまで引っ張ってくるほどの伏線が出てきたわけではありませんが、きっちり決着まで描かれましたね。19年読み続けてきて完結したストーリーの最後で雨宮・笹山・摩知の3人がそろい踏みしたってところは感慨深いものがあります。

多重人格探偵サイコ (23) (カドカワコミックス・エース)

多重人格探偵サイコ (23) (カドカワコミックス・エース)

多重人格探偵サイコ(23)<多重人格探偵サイコ> (角川コミックス・エース)

多重人格探偵サイコ(23)<多重人格探偵サイコ> (角川コミックス・エース)

多重人格探偵サイコ (24) (カドカワコミックス・エース)

多重人格探偵サイコ (24) (カドカワコミックス・エース)

多重人格探偵サイコ(24)<多重人格探偵サイコ> (角川コミックス・エース)

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