9巻ののあらすじと感想
9巻ではパリヤさんの嫁入りがメインでしたが、10巻ではどちらかというと男に焦点が当てられており、カルルクとスミスのその後が描かれていました。
10巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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アゼルたちのもとで弓矢を習い、鷹を手懐けるカルルク。街では狩りは必要ないだろうと問うアゼルに、強くなりたいと答えます。遊牧民の厳しい生活が描かれます。女手を減らしたくなかったために、縁談を断り続けていたアミルの父にを取り成したのがアミルの祖父で、自分が結婚するのはきっとお爺さんなんだろうと思っていたら、カルルクだったという思い出。
オスマン帝国領のアンカラに到着したスミスとガイドのアリ。スミスを待ち受けていたのは、学校の頃からの親友ホーキンス。ホーキンスは、スミス母からスミスを帰国させるよう頼まれていました。今しかできない現地調査をしたいと言うスムスの決意を見て諦めます。
アンカラに滞在中にスミスに会いに来たのが、なんと3巻で出てきたタラス。親戚の紹介で結婚したタラスでしたが、「好きな人がいる」と泣き続け、気の毒に思った夫と2人でスミスの後を追ってきていました。妻と死別して、女の人も幸せに生きられるならそうした方がいいと、苦労を厭わずスミスの下まで来た優しすぎるタラスの夫。
パリヤさんは結婚しましたし、カルルクとアミルは順調ですし、11巻もスミス、アリにタラスが加わった旅が続きそうですね。
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