前回のあらすじと感想
全身に癌が転移し、先が長くない華江の最後の願いを叶えるため、一樹はホテルに呼んだ華江を押し倒します。
11巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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一樹と最高の夜を過ごした華江は、クルーズで世界一周の旅に出ます。船が嫌いな夫は置いて、フィフィと2人で旅立ち、最期を迎えます。
一樹は、春翔を育てる抄子に、大樹という息子がいることを話します。実際には、一樹の弟で父親との不倫でできた子供であるということも。
抄子から会いに行くべきだと言われた一樹は、大樹が暮らすアパートへ向かいます。
大樹の暮らすアパートには、歌手を目指すリナという少女も住んでいました。大樹の母親は、働かずに怠惰に過ごしていましたが、大樹がグレずにいたのはリナが姉的なポジションで面倒を見ていたからでした。イケメンで、進学校に通いながら、新聞配達のバイトもこなすというハイスペックな大樹。
大樹とリナを、抄子と暮らす家に招きます。父親とのわだかまりが解けて幸せを噛みしめる大樹でしたが、大樹に会いに来たという一樹からの手紙を呼んだ大樹母の表情は歪んでいました。
大樹母が暴走して、抄子や春翔にその魔の手が及ぶ展開になりそうですね。華江という、本作を象徴する破天荒なキャラクターが居なくなったので、ここからは家庭にまつわるドロドロが描かれそうです。
S-friends~セフレの品格~(11) (ジュールコミックス)
- 作者: 湊よりこ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2017/05/17
- メディア: コミック
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12巻のあらすじと感想
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