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先生ごめんなさい / 黒澤R(1)(2)、田舎に引っ越してきた先生と清・ゆずの複雑な家庭

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先生ごめんなさい : 2 (アクションコミックス)

複雑な人間関係を描く黒澤R先生の最新作。

1巻と2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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  1. 岩本清とゆずの夫婦は田舎の広い家に引っ越してきます。清の父の巡一も一緒でした。

  2. 家に入って、かくれていた少年「ほたる」を見つけます。放置子のほたるは、夫婦と一緒にこの家に住み始めます。以降、ほたる始点で物語は進んでいきます。

  3. ゆずのことを妻だと思って、久美子と呼びかける巡一。若年性アルツハイマーかと思わせますが、10歳だったり50歳だったりと人格の年齢が次々に変わっていきます。清とゆずは仲は良さそうですが、まったく夫婦感はありません。

  4. ほたるは、清から巡一について、事故の後遺症でそうなったことを聞き出します。巡一はほたるの前では、先生の人格となり、学校に行ってないほたるに勉強を教え始めます。

  5. ほたるが家に帰ったときに、母親の借金取りと出くわしますが、ゆずが電話一本入れると借金取りは恐れをなして帰っていきます。

巡一は教師をしていたときに、ゆず絡みの事故にあってこうなったのは間違いないでしょう。ゆずは権力者の娘で、かつての巡一の教え子でしょうか。清はバイオリン奏者ということですが、本格的に音楽家としては活動していないようです。巡一がなぜかゆずを妻だと思い込んでいる理由が気になります。

全然怖いシーンはないんですが、ゆずが凄まじい闇を抱えていそうで恐怖を誘います。ほたるが突っ込んで聞いていかないのも、聞いてしまうと怖いことになりそうだからですよね。

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