「それでも町は廻っている」が16巻で完結となりました。
ずっと続くのかと思っていましたが、少しずつ時間が進んでいることは描かれていましたし、時系列で話が前後したりもしていました。歩鳥の髪型の変化が分かりやすかったですね。
みんなが卒業へと向かう16巻です。
16巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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鈴木にもとうとう彼女ができて、辰野はとうとう真田に告白することを決断。そのことを歩鳥に話します。相変わらず歩鳥は、真田が自分に惚れていることに気づいていません。告白の結末はというと、フラれるのが怖くて今の人間関係を維持したくて寸前で切り替えてしまいました。
辰野が受験勉強を始めるために、喫茶シーサイドをやめることになり、なんちゃってメイド喫茶から普通の喫茶店へと戻ります。看板を2人で掃除する歩鳥と辰野、寂しくなるかと思いきや、勉強のために立つのが毎日来るので顔ぶれは変わらないというオチ。
最終回では、歩鳥の投稿した小説がファントム大賞というメフィストっぽい賞に佳作として選ばれます。授賞式で門石梅和として歩鳥と会う静ねーちゃん。歩鳥は、ずっと気づいていて、やっとここまで来たという言葉を述べて握手。進学や探偵になる、というのではなく小説家になりたいという夢へ着実に歩を進めるという最終回でした。
相変わらずひねり出したような変なオチが来る話もありましたが、そういうのも含めてこのマンガの魅力でしたね。
- 作者: 石黒正数
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