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Stand by me 描クえもん / 佐藤秀峰(1)、未来から来て漫画家はやめとけと言い続けるおっさんと歩む若手漫画家

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Stand by me 描クえもん 1巻

タイトルは「ドラえもん」から。権利を主張することにかけて、一切の手抜かりがない佐藤秀峰先生の最新作です。

1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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  1. 漫賀描男(まんがかくお)、23歳、20歳から漫画家を目指し始めて4年目、入賞歴なしの月収12万アシスタントが主人公。未来の自分と名乗るデブで飲んだくれのおっさんに部屋に住み着かれます。漫画家を目指すのはやめろと言い続けるおっさん。

  2. アシスタント先で隣りに座る同じアシのマチ子ちゃんに惚れていますが、マチ子ちゃんは、アシスタント先の先生とデキていました。あの女はやめとけ、性悪だ、股のユルイ女は放っておいて他の女にしとけと言うおっさん。

  3. アシスタントをしながら、原稿を描き上げてデビューを果たす描男。編集の言うことには一切逆らえず、功盛と名乗る男を原作者に据えて、自衛隊モノの「魚猿」の連載を始めます。なし崩し的に部屋に転がり込んでくるマチ子。おっさんは、「やっぱりこの女にひっかかっちまうんだな、オレという男は」と酒を煽ります。「連載するなら契約書はしっかり結べ」と言って、描男の前に現れなくなります。

  4. 人気作になる連載。転がり込んでくる大金や映像化の話。しかし、原作者としてメディアに登場するのは、編集に話を持ち込んで自衛隊にちょっと取材しただけの功盛という男。キャラもストーリーも全部自分が考えて、画も自分が資料を調査して描き上げたのに納得できない描男。何も言わなかったということは納得しているということだと編集に言われて、反論できません。

漫画として面白いのはもちろんですが、主人公のモデルになっている作者本人の経歴を読者が知っていることを前提としてニヤリと思わせるセリフやシーンがあって、さらに面白さを増しています。

Stand by me 描クえもん 1巻

Stand by me 描クえもん 1巻

Stand by me 描クえもん 1 (SPコミックス)

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2巻のあらすじと感想

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