コミックビームに連載しているSF。雪に覆われた小島リズルを舞台に、蛮族ヅードと戦うウルナの姿が描かれます。
世界設定
ウルナがいるのは覇権国家レズモアで、敵国エコールと戦争中
リズルはレズモアのある大陸から遠く離れた過酷な環境の小島
リズルは1年のほとんどが風雪で、晴れることはまれ。その寒さから独自の生態系を築いており、蛮族ヅードが生息
ヅードとの紛争が勃発しており、ウルナはリズルにある軍事拠点のケニティ基地に配属されてきます。
1巻と2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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人外の化け物ヅードは、人間ほどの大きさで歯茎と歯だけの悪臭を放つ姿で登場します。ウルナを基地に送り届けた補給隊の人達を殺します。
ウルナの任務は、ヅードの「チルモの翼」というジャンプ台から「蛮躍」とよぶ飛行を阻止するための狙撃でした。
ヅードとの戦いの日々が始まりますが、ある日、夜の雪原でヅードと肌を重ねる研究者ラトフマの姿を目撃し、気を取られている間にヅードに忍び寄られて囚われます。
紛争が始まる前から基地にいた生態研究者のラトフマは、ヅードに通じて裏切っていました。ラトフマは、絶海に隔絶されたこの場所はレズモアの実験場だといいます。少数民族ヅードは実験台で、基地の兵たちは耳につけている認識票というピアスに五感を支配されてヅードが化け物に見えていると語ります。
囚われた状態から脱出してなんとか基地に帰還するウルナ。ラトフマの裏切りを仲間に告げますが、ラトフマの語っていた真実を誰にも話せません。
基地には、ヅード殲滅のために艦砲射撃をかけるための小艦隊が向かっているという連絡が入ります。
ウルナがどちら側について、どう戦うのか楽しみですね。認識票で敵を化物に見せて嗅覚も変えるというテクノロジーと、アナログな銃撃との組み合わせが不思議なんですが、徐々に世界の全貌が明かされていくんでしょう。
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