プロトポロスで最後の決着を決めるエア・ポーカーに勝利した獏。屋形越えに挑みます。
44巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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どう勝負を決めるのかと問う切間に、獏は「上空を30分以内に飛行物が横切るかどうか」を提案。切間は、その提案に乗って、賭けが始まります。
この賭けは茶番で、その30分の間に屋形越えに立ち会う立会人を決める戦いが始まっていました。立候補した9人の立会人によるハンカチの奪い合い。30分がたった時点で、最も多いハンカチを所有している者が勝者。平和的に勝敗を決めるために、全員がプロトポロスのインナーを装着し、2発攻撃を受ければ制電によりダウンすることになります。
門倉が夜行のハンカチを奪います。門倉が2枚に。
弥鱈と能輪美年、能輪紫音の三つ巴の戦いは、弥鱈が制し3枚に。
戦いをモニターしていた梟は、フィールドである森にプロトポロスで栽培されていた麻薬の煙が充満していることに気づきます。徐々に人格をなくしていく立会人たち。
銅寺は間紙からハンカチを託されます。銅寺2枚。
獏の望む運ではなく読み合いで決着をつけるギャンブルにしてもらうため、マルコがこの戦いに乱入。三鷹のハンカチを受け取ります。
門倉と銅寺の戦いは始まり、森に充満する麻薬から発生したガスを見分ける超常の力を発揮した門倉が勝利します。門倉4枚。あと1枚手に入れて離脱すれば勝利という所まで来ます。
弥鱈とマルコが接触しますが、弥鱈はマルコのハンカチには興味を示しません。理由はマルコを追ってきた門倉が大量のハンカチを持っていて、どちらにせよ門倉を倒さなければ勝利はないから。その門倉が弥鱈に近づいたときに、完全に気配を消して潜んでいた真鍋の攻撃を受けます。
ギャンブルの次は暴力。立会人のバトルロイヤルが始まりました。意外にも、本気で戦えるなら紫音がとんでもなく強いということが明らかになりましたが、同時に立会以外ではまるで集中力を欠いたダメ人間ということも明らかになりましたね。
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