超暴利闇金融「カウカウファイナンス」を経営するウシジマくんと、それをとりまくダークな人たちを描くアンダーグラウンドなマンガ。
マサルと獏木はもちろん、獏木のいる藪蛇組、飯匙倩も出所して肉蝮まで加わって丑島包囲網を形成しています。闇金ウシジマくんに最大のピンチが。
34巻から36巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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高田を沖縄旅行に誘うマサル。尊敬する先輩である高田だけは助けたいと思っていました。会話の後、小声で「小銭気にしてる場合じゃねーンだよォ!」とつぶやきます。
戌亥は丑嶋を尾行している奴らを見張り、飯匙倩が黒幕と言うことを突き止めます。戌亥が撮った写真に飯匙倩とマサルが写っていることに気付いた丑嶋。
飯匙倩組の連中が直接丑嶋を拉致しにきたときに、滑皮たちと鉢合わせ。ドンパチが始まります。丑嶋は滑皮の車に乗せられて匿われます。熊倉に連絡を入れ、上部に情報を上げてもらうように頼みますが、熊倉は自分のところで止めて、丑嶋と飯匙倩たちからの金を独り占めしようとします。
丑嶋を見失った飯匙倩たちは加納を拉致。他の従業員は、マサルに気を付けろというLINEを丑嶋から受け取っていて事なきを得ました。熊倉は部下を連れて、猪背組と対立したくないなら金を出せと飯匙倩に言いに行きますが、部下を撃ち殺されて拉致されます。
戌亥が加納の家に入っていった飯匙倩の部下の車にGPSを付けていたので、飯匙倩たちの居場所が判明。加納を助けるために、丑嶋と滑皮が向かいますが、途中で鳩山組長から連絡が入って引き返すことに。熊倉からの連絡が上がってこず、愛人が襲われていたことを詰問するために滑皮は呼び出し。
丑嶋は、柄埼に自宅にあった拳銃を取ってきてもらい、柄埼を気絶させて単独で飯匙倩たちの居場所に向かいます。一方、滑皮の部下たちを殺しに飯匙倩が出ている間に、熊倉に唆されてマサルが裏切って金を持ち逃げ。熊倉はなんとか拘束を解いて、同じように拉致されていた加納に自分の言動をばらされないよう絞殺。
丑嶋が乗り込んだ時には、熊倉一人が残されているという状態でした。飯匙倩たちが戻ってくる前に、爆発物の仕込みをして、単独で全員を相手にする丑嶋。撃たれますが防弾チョッキでしのぎ、全員を殺します。最後に熊倉が加納を殺していたことに気付き銃殺。
これで終わりかと思いきや車で脱出しようというところに肉蝮が襲ってきます。相変わらずの怪力で、土木工事用の機械を車にぶつけてきたかと思うと、コンクリートブロックの支柱を軽々と振り回して丑嶋に殴りかかります。丑嶋にしゃべりかけた時に、前回と同じように後ろから車ではねられます。車と行ってもクレーン車で運転しているのは柄埼、常人なら即死レベルでしたが、生きていて怨嗟の言葉を吐く肉蝮にトドメを刺します。
滑皮のシノギなどの気になる伏線は完全に置いてけぼりで、丑嶋たちはヤクザから逃げてマサルを追うということで「ヤクザくん編」はここで終わりになりました。マサルの行方を追って沖縄を舞台にした「逃亡者くん編」が始まります。結局、肉蝮は出オチでしたね。3者がもっと派手に殺し合う展開も面白そうだったんですが、そういうマンガじゃありませんからね。沖縄は日本で一番低所得な県なんで、闇金ネタは尽きなさそう。
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