前回のあらすじと感想
いい意味でバカキャラしか出てこなくて面白い不良ゾンビマンガ。2巻までもキレッキレのギャグで最高でしたが、その面白さを途切れさせることなく4巻で完結しました。今度は作者の名前を間違えません。
3巻と4巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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薬が切れてきた保健の先生は正気を取り戻して、発症と童貞は関係なかった宣言。女性2人がそろそろシャワーを浴びたいということで、シャワーのあるプールに行くことに。
プールを拠点にしているのはBIG4の一角である碧月幸介。シャワーを浴びた後で、妹が人質にとられ、シキとガチの2人でタイマンさせられることになります。勝負の途中で、プールからゾンビ化したサメが出てきてシキに噛みつきます。サメは碧月のペットでした。シキ・碧月・サメの3体のゾンビをギャグ的な強さであっさり撃破するガチ。
学園にヘリで研究責任者らしき神堂管理官と呼ばれる男が降り立ち、舞台が収束に向かっていきます。神堂管理官の目的は、学園に落ちたという隕石。その隕石から、どう見てもエイリアンにしか見えない怪物が生まれてきて、ゾンビ化実験との関連が明らかに。
ロメロでは、エイリアンに対抗するナノマシンで作られた最近型兵器Zメディスンの開発が進められていました。そのため、ロメロにいたのはその実験に適した身寄りのない人間ばかり。Zメディスンに感染するのは、一定以下の知能指数しかない人間、要するにバカだけでした。隕石から出てきたのは、エイリアンの尖兵。
エイリアンにハクとガチが倒されますが、巨大化したゴジラくんがやってきて一撃で粉砕します。Zメディスンとはまた別の「プロジェクトG」という人間兵器を作り出す実験で生まれたゴジラくん。そのゴジラくんに、復活したガチがケンカを挑みます。さらに、ハクにはシキがリベンジを挑み、そこら中で不死身の不良たちがケンカを始めて物語は終演となります。
エピローグは、「勉強タノシイ」と言いながらクラスに溶け込む英理杏(エイリアンの生徒名)と、相変わらず荒れたロメロの姿。
最初から最後まで間延びすること無く終わった完成度の高いギャグマンガでした。ややマイナー誌で、知名度が低いままになりそうなのがもったいないくらい。
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