[読書] 小説
あらすじと感想(ネタバレ注意) 掟上今日子の誰がために 掟上今日子の叙述トリック 掟上今日子の心理実験 掟上今日子の筆跡鑑定 関連エントリ 10月4日発売の注目マンガ 忘却探偵シリーズ7作目。眠ると記憶がリセットされる最速の探偵、掟上今日子の活躍を描き…
ドラマ化された忘却探偵シリーズ6作目。総白髪で眠ると1日の記憶を全部消し去ってしまう最速の探偵掟上今日子の活躍を描きます。 1作目、4作目に登場した隠館厄介が狂言回し役として登場します。不幸体質で冤罪で疑いをかけられるのがパターン化している厄介…
ドラマ化された忘却探偵シリーズ4作目。総白髪で眠ると1日の記憶を全部消し去ってしまう最速の探偵掟上今日子の活躍を描きます。 1作目の備忘録に登場した、いつでもどこでも事件に巻き込まれて疑いをかけられる隠館厄介(かくしだてやくすけ)が再登場。再び…
突如現れた凶悪なダルマガエルに侵略され、安住の地を求めてアマガエルたちが旅立つところから始まるストーリー。次々と仲間が死んでいく中、生き残った2匹のアマガエル、ソクラテスとロベルトはツチガエルの国「ナパージュ」に辿り着きます。 百田尚樹先生…
ドラマ化された忘却探偵シリーズ5作目。総白髪で眠ると1日の記憶を全部消し去ってしまう最速の探偵掟上今日子の活躍を描きます。 「退職願」で謎となるのは死体。15個に分割されたバラバラ死体、野球場のマウンド上にあった取り降り死体、92歳で誰からも恨ま…
アニメ業界で働く4人の女性の活躍を描きます。タイトルのハケンアニメとは、覇権を取るアニメのこと。その期に放映されたアニメの中で、DVDなどのパッケージの売り上げが最も大きかった作品のこと。 各章のタイトルはキーパーソンの2人を現しています。 キャ…
ボツネタでできているボツコニアンをより良い世界にするために旅する双子のピノとピピ。2人は伝説の長靴の戦士に選ばれたということで、封印の解かれたこの世界に起こる怪異に挑んでいきます。5巻で最終巻となりました。 二軍三国志、ホラーの村をクリアした…
ボツネタでできているボツコニアンをより良い世界にするために旅する双子のピノとピピ。2人は伝説の長靴の戦士に選ばれたということで、封印の解かれたこの世界に起こる怪異に挑んでいきます。 当面の目的は、ボツコニアンを創造した魔王にあうために回廊図…
辻村深月先生の短編集。暗い方じゃなく、「島はぼくらと」のような明るい方の辻村作品です。反目し合っているように見えて、心の深いところで強くつながっている家族の絆を描きます。 あらすじと感想(ネタバレ注意)
椙本孝思先生の原作小説を松枝尚嗣先生が漫画化。ミイラ男の表紙が目を引きます。内容はというと、孤島の連続殺人モノ。サスペンスにタイムマシンネタを絡めてきます。 キャラクター紹介 キャラ名 説明 佐倉準 アルバイトAD、主人公であり物語は佐倉視点で進…
主人公の双子ピノとピピが暮らす世界は、本物の世界から吐き出されたボツネタで成り立っているその名もボツコニアン。伝説の長靴の戦士に選ばれた2人が、ボツコニアンを本物の世界にするために世界を旅します。 ここまでのあらすじ アクアテクの街で、ピノピ…
主人公の双子ピノとピピが暮らす世界は、本物の世界から吐き出されたボツネタで成り立っているその名もボツコニアン。 伝説の長靴の戦士に選ばれた2人が、ボツコニアンを本物の世界にするために世界を旅します。 あらすじと感想(ネタバレ注意) モルブディア…
宮部みゆき先生が送るファンタジー小説、のフリをしてRPG世界をメタりつつ双子のピノとピピの冒険を描きます。舞台となるボツコニアンは、ゲームのボツネタが集まった世界。伝説の「長靴の戦士」に選ばれた2人が、ボツコニアンに本物の世界のエネルギーを取…
森ゆきなつ先生によって漫画家もされている東川先生のライトな推理小説。サブタイトルは「溝ノ口より愛をこめて」。 キャラクター紹介 キャラ名 説明 橘良太 31歳独身、24個を2千個と誤発注したことで仕事をクビに。どんな仕事も請け負う便利屋になありアリ…
2004年に長編実写映画として公開された「花とアリス」の前日譚が2015年に公開されたアニメーション映画の「花とアリス殺人事件」。岩井俊二監督によって作られたそのアニメーション映画を乙一先生がノベライズしています。 花とアリスは高校生になった荒井花…
西尾維新先生の能力バトル小説、挿絵は「聖☆おにいさん」の中村光先生。 干支の名を冠する12人の戦士たちが、「どんな願いでも、たった一つだけ叶えることができる」権利をかけて十二大戦と呼ばれる戦いに見を投じます。西尾維新先生が漫画原作を担当した読…
十和田シン先生による東京喰種の小説版。この[日々]は最初に出た作品で、小説版としては続いて[空白][昔日]があります。 最初に読んだのはかなり昔になりますが、読み返してあらすじと感想を残しておきます。本編にまったく出てこない一般喰種の描写があって…
西尾維新先生が書くのに10年かかったと語る「少女不十分」。シリーズものが多い西尾維新先生の作品のなかでも、筆者の独白調でフィクションともノンフィクションともつかない物語にあとがきまで付くという一風変わった構成。 なんといっても目を引くのは物憂…
15人で始まったコロシアイ学園生活が、3回の学級裁判を経て7人になってしまったところで中断してしまったノベライズが消化不良なので、残りの物語と伏線となっていた部分を埋めておきます。 現在残っている7人のキャラクターは以下の通り。 キャラ名 説明 苗…
都知事探偵の天祢涼先生による葬式と葬儀屋をテーマにした小説。 葬式の風習がほとんどなくなり「直葬」と呼ばれる速やかな火葬が一般的になった社会という設定で、舞台となるS県だけは未だに葬式が行われています。 高齢化社会で増える葬式に対して悪徳な葬…
「人狼ゲーム」の川上亮先生によるダンガンロンパのノベライズ。 キャラクター紹介 キャラ名 説明 苗木誠 主人公にして、何のとりえもないけど運で学園入学の権利を得た超高校級の幸運 霧切響子 超高校級の何なのかを明かさないミステリアスな女の子 十神白…
川上亮先生といえば今や「人狼ゲーム」が超有名で、映画化もしています。そんな川上先生が「ダンガンロンパ」をノベライズ。 人狼ゲームと比較すると、複数の高校生が一か所に閉じ込められて、脱出のための殺し合いをさせられて、中に潜む殺人者を推理する、…
ボクラノSFと銘打った福音館書店のシリーズ。 ある日、隕石が飛来した日から少しずつ壊れていく日常を、一日ごとに丹念に描きます。佐藤哲也先生の韻を踏んだリズミカルなやり取りと随所に挟まれた西村ツチカ先生の絵がすごくいい味。 キャラクター紹介 キャ…
あらすじと感想(ネタバレ注意) 掟上今日子のアリバイ証言 掟上今日子の密室講義 掟上今日子の暗号表 関連エントリ 忘却探偵シリーズ3作目。過去2作は書き下ろしだったんですが、挑戦状にある3編はメフィストの掲載作。実は連載タイミングで言うと、推薦文よ…
橘玲先生の国際金融をテーマにしたエンターテインメント小説。タイトルになっているタックスヘイヴンは通常、租税回避が行われる小国を指します。オフショアビジネスってやつですね。舞台は日本とシンガポール。 本作でも、お金持ちやいわくつきのお金をこっ…
「セカ就」という単語は日本だけじゃなく、世界を舞台にした就職にも目を向けてみようというコンセプトの就活のこと。著者の森山たつを氏は、日本オラクル→日産自動車→1年間の世界旅行→IT企業を経て世界7カ国で就職活動して内定だけ取った上で海外就職研究家…
キャラクター紹介 あらすじと感想(ネタバレ注意) 鑑定する今日子さん 推定する今日子さん 推薦する今日子さん 関連エントリ 8月25日発売の新刊 「掟上今日子の備忘録」は「化物語」の西尾維新先生が描く探偵モノ。西尾先生の作品で初となる実写でのドラマ化…
東川篤哉先生の推理小説。どんな小説か述べる前にまずキャラクター紹介から、 キャラ名 説明 安楽椅子 みんなからヨリ子さんと呼ばれる純喫茶「一風堂」を営む女性 村崎蓮司 放談社の雑誌「週刊未来」の雑誌記者 天童美幸 鎌倉からちょっと離れたド田舎の葉…
簡単なキャラクター紹介 あらすじと感想(ネタバレ注意) 第一話 初めまして、今日子さん 第二話 紹介します、今日子さん 第三話 お暇ですか、今日子さん 第四話「失礼します、今日子さん」と第五話「さようなら、今日子さん」 関連エントリ 「掟上今日子の備…
七月隆文先生の恋愛小説、表紙はカスヤナガト先生。 京都を舞台に大学生である南山高寿と専門学校生である福寿愛美が出会い、恋に落ちて、それからを描きます。 学生が多く、素敵なスポットが数多くある京都で青春する描写がすごくいいです。そして、タイト…