喰種だったカネキが、CCG捜査官のハイセに生まれ変わって始まった第2部「東京喰種:re」。
ロゼの正体が巨大財閥を有する月山家であることを突き止めたCCGは月山家に突入しました。アオギリの樹の喰種も登場して、大規模な戦闘が各所で始まっています。
単独屋上に向かったハイセは、脱出しようとしている習と会います。大勢の犠牲で自分を逃がそうとしてくれている月山家の思いに報いるため、ハイセに向かって行く習。そこに凶悪な強さを携えたカナエが乱入。最後は隻眼の梟エトまでハイセに襲いかかってきます。
喰種だったカネキが、CCG捜査官でクインクスのハイセとなって始まった新章。クインクスは、手術によって赫子を移植した捜査官で構成された部隊。
4巻は月山家がメインで話が進んで行きました。カネキがいなくなってから、おかしくなってしまった習の胃袋を満たすために、大量誘拐が頻発。CCGがロゼと呼ぶ月山家の喰種たちを追っています。
死んだと思われたカネキがハイセとなって生きていると知った習は、ちょっと元気になったかと思うと、いきなり直接接触しに行きます。喫茶:reを習が訪れるシーンもありました。
大量誘拐の痕跡として残されていたのは、ドイツで壊滅させられたという由緒正しい喰種ロゼヴァルト家の赫子痕。その赫子痕は月山家の使用人カナエ=フォン・ロゼヴァルトのもの。叶と呼ばれているロゼヴァルト家の生き残り。
この2人の心情に焦点があてられたシーンが増えてきてます。
CCG側はクインクス班が、喰種に化けてマスクを着けてロゼについて、情報を集めていきます。途中、ジャックで有馬の同級生として出てきた富良が不知を励ますシーンがあったり、ハイセがカネキのマスクを着けて喰種と接触したときに自分を知っているかのような反応をされてショックを受けたり。
続きを読む十和田シン先生による東京喰種の小説版。この[日々]は最初に出た作品で、小説版としては続いて[空白][昔日]があります。
最初に読んだのはかなり昔になりますが、読み返してあらすじと感想を残しておきます。本編にまったく出てこない一般喰種の描写があって面白い本作ですが、重要なポイントとして
ヒデがカネキのことを喰種と疑い始め、同じ様にカネキを喰種ではないかと不審に思う人たちからかばって疑いを払しょくするシーンがある
ホリチエと月山との出会い、友人関係を築いていくシーンがある
ことが挙げられます。特にホリチエと月山は現在本編の:reでガンガン登場してきているところ。戦闘メインとなってしまった東京喰種において、まったく闘争心がなくて臆病で赫子も出せない人物が主人公の章もあったりしてマンガでは受けないでしょうけど、小説として読むと細やかな描写が面白い。
喰種だったカネキが、CCG捜査官でクインクスのハイセとなって始まった新章。クインクスは、手術によって赫子を移植した捜査官で構成された部隊。
ナッツクラッカーという喰種から「人間オークション」の開催日時と場所を知り、襲撃を掛けたCCG。かつてCCGに所属していた瀧澤捜査官がオウルという名になって投入され、CCG側に甚大な被害をもたらします。各所でなかなかに激しい戦いが展開されたオークション襲撃編は、SSレートのビッグマダムを筆頭に多数の喰種を倒すことに成功したCCG側の勝利と言えるでしょうか。ハイセ対オウルの戦いを止めるためにヒナミが登場しちゃったりしました。
喰種だったカネキが、CCG捜査官でクインクスのハイセとなって始まった新章。クインクスは、手術によって赫子を移植した捜査官で構成された部隊。
CCGでは次なる標的の喰種「ナッツクラッカー」を追います。人間オークションの開催日と場所を掴み、乗り込んだCCG。捜査官が突入すると、ヤモリの部下だったナキが登場して捜査官を襲撃。そのナキと対峙する佐々木アキラ。
すべての戦いをモニターするエトは「オウル」と呼ばれる喰種を投入。オウルは、かつてCCGに所属していた瀧澤捜査官。カネキと同じようにグール化手術を施されたようですが、目付きがやばすぎる。