いまさらですが、読みましたので。
- 作者: 東川篤哉
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/09/02
- メディア: 単行本
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ドラマ化もしていますし、世間の皆様はすでに内容はご存知でしょう。 小説はシンプルで非常に読みやすい。 主要な登場人物は3人、風祭、宝生、影山の3人だけ。 軽妙なやり取りで事件が解決されます。動機や後日談は一切無し。一話が短くロジカルに納得感のある説明もいいですね。売れたのもうなずけます。やはりミステリが売れるには、普段ミステリを読まない人にどれだけ受け入れられるかですね。ゲームしない人にWii Fitが売れるように。
簡単なあらすじと感想
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各話のストーリー
殺人現場では靴をお脱ぎください
部屋の何故か中でブーツをはいたまま殺害された女性。
殺しのワインはいかがでしょう
ワインで毒殺された男性。殺害されたあとで、部屋であかりが目撃されている。
綺麗な薔薇には殺意がございます
殺害後、何故かバラ園まで運ばれ、バラの中に置かれた死体。
花嫁は密室の中でございます
鍵のかかった部屋の中で刺された花嫁。
二股にはお気をつけください
二股ではなく四股でしたけど。犯人と思われる女性と部屋に入り、全裸で殺害された男性。この話だけは、殺人が起こる前からどんな謎が出てくるかわかってしまいました。ぎっくり腰で上が見れない目撃者というのがわかりやすすぎます。
死者からの伝言をどうぞ
ダイイングメッセージを残して亡くなった被害者。しかし、そのメッセージが消されている。その上、なぜか窓からトロフィーが投げ入れられる。
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