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BLOOD-C (1)-(4)、コミカライズ版では早すぎる怒涛の展開に小夜が翻弄される。

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テレビアニメも劇場版も見ていませんが、琴音らんまる作のコミカライズ版を読みました。

BLOOD‐C (1) (角川コミックス・エース 162-9)

BLOOD‐C (1) (角川コミックス・エース 162-9)

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BLOOD‐C (2) (角川コミックス・エース 162-10)

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CLAMP作品にありがちですが、主人公の存在が世界の鍵となっていて、大きな秘密をかかえています。怒涛の展開でついていくのがしんどいです。各巻のあらすじを簡単にまとめると、

1巻では

主人公の更衣小夜はドジっ子で、隣に住む文人さんに朝ごはんを用意してもらってほっこりしている。クラスメートとも仲良くやっている。クラスメイトの、優花につっこまれ、双子のねねとののには笑われるような人間関係。委員長は小夜のことが好きなのかな。アウトローっぽい時真くんが気になるようだ。

一方で、父から言い渡され、人間を襲って食う『古きもの』を討つというお勤めも果たしている。「約定を守れ」と言いながら人間を襲う古きものがあらわれるが、撃退する。

2巻では

ねねと一緒にいるときに古きものに襲われる。古きものを倒すが、ねねが食べられてしまう。その後、ののが古きものにとりつかれ、小夜に襲い掛かる。その後、どうなったか記憶が飛んでしまう。そして、しゃべる犬が登場。学校の帰り道、警察官と一緒にいるときに古きものが襲来。どうやって倒したか覚えていないが、時真くんに見られる。押さえ込まれていた記憶がときおり蘇ろうとするが何のことかわからない。

学校に古きものが現れ、クラスメイトに襲いかかる。クラスメイトが殺されてしまう。委員長は助かるが、「君は何者なんだ」と言われたときに再び記憶が混同し気を失う。

3巻では

時真くんと神社で会ったあと、古きものが現れる。時真くんを襲ったと思い、怒りに任せて古きものを倒すも時真くんは無事生きていた。筒鳥先生が現れ、事件の鍵は古きものに関する文献のある保管庫にあるのではないか、と言う。保管庫を調べると紙が新しく、何も書かれていない本ばかり。

このあたりから怒涛の展開が始まる。筒鳥先生からの「いつまでこんな茶番を続けるつもり?」という発言を発端に、死んだはずのねねとののが登場。時真くんも登場。小夜のことを金ヅルと言う。クラスメイトはみんなお芝居のキャストだったことをばらす。

委員長が現れ、「プロジェクトは続行中です。なぜこんな真似を」との発言。上記4名はおのおの事情があり暴走していた様子。文人がすべての黒幕であることが明かされる。小夜の記憶を書き換え、女子高生として生活させていた。小夜にとっては人間を食べる古きものこそがエサなので、文人は小夜のための餌場を提供していた。

父の唯芳はもちろん血などつながっておらず、古きものと人間のハーフ。小夜は唯芳を倒す。文人に操られた古きものが皆を襲い、優花を除いて全員が死亡する。

次の舞台が突如東京に移る。電車の中で暴れ始めた古きものを、クールな性格に変貌した小夜が倒す。この巻から怒涛の展開でまったく付いていけない。

4巻では

電車で小夜が助けた女性は文人と争うレジスタンス、サーラットのメンバーだった。サーラットのリーダー殯蔵人は文人に恨みがある様子。サーラットと組んで文人を倒すことにする。文人のいるところを突き止め、突入する。ところが、実はサーラットのリーダーは最初から(小夜たちを)裏切っており、文人と組んで小夜を嵌める予定だった。この展開もめっちゃ唐突。

小夜が蔵人に盛られた毒により倒れたところで、蔵人が文人を裏切り刺す。文人の反撃により、蔵人が破裂。蔵人は文人に踊らされていただけ。次のシーンではいきなり小夜が復活。「これが僕の出せる最大の術」といい、巨大な古きものを召喚するもあっという間に小夜に倒される。そして、小夜が文人に刀を突き刺す。小夜は言う「結局私は独り」。以上、終了。

まとめると

3巻と4巻の展開早すぎです。結局私の理解では、巨大な権力を持つ文人が悠久の時を生きる小夜を愛してしまった、ということでよろしいでしょうか。小夜は、人間を食べる古きものを食べなくては生きていけない。そのために文人は小夜の記憶を操作し、人間を守るために古きものと戦うという設定にしたんですね。

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