COMICリュウで連載しているわらいなく先生のマンガ。2巻の巻末では安彦先生と対談しています。
- 作者: わらいなく
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2011/11/30
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- 作者: わらいなく
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劇画風の迫力あるマンガです。とりあえず1巻と2巻のあらすじを書いておきます。もちろんネタバレを含みますので、読まれる場合はご注意を。
1巻では
銀行強盗を待ちのヒーロー、キーマンがやっつけるところから始まります。まんまスーパーマンです。鍵穴のマークがシンボルです。いい奴かと思いきや、傲慢な性格のヒーローですね。圧倒的な力を持っているようです。
そのキーマンが手に鍵穴を持つ何者かに殺されます。死体にはDr.NECROの文字が残されていました。捜査する恐竜刑事アレックスのもとにネクロを名乗る少女登場。1巻の表紙の女の子です。
その少女と一緒にいろいろ死体とか調べていると敵と思わしき勢力が襲来。敵はゴルフの打数の名前ですね。最初はPARが襲ってきました。PARのパイロキネシス能力の鼻を明かしたところで1巻終了です。
2巻では
PARは結局、ちょくちょく意味ありげに出てくるあやしい赤目の巨人に倒されます。こいつ何者でしょう。火を出していたのは少女ネクロの元弟子フィル。ネクロは強力な力を持つ魔女が招待ですね。フィルは鳥人間に殺されます。
その後、いろいろあってネクロは単独で元弟子のノーマに会いに行きます。ノーマがフィルを殺した鳥人間でありEAGLEでありフランクの部下としていろいろ悪事を働いているみたい。フランクもネクロの元弟子ですね。ノーマは異様な姿に変貌してネクロに襲い掛かります。
いやーまったく世界がどうなってるかわかりません。ゴリラや恐竜の刑事、ヤマネコっぽい記者など亜人がいっぱい出てきますね。40年前から人間の中に亜人が現れ始めたようです。これにも何か理由があるんでしょうか。キーマンはさらに最近出てきた超人的な力を持つヒトですね。体に鍵穴とドアノブを持っている。ノーマはネクロの弟子でしたが、キーマンにもなり圧倒的な力を手にしています。二重螺旋の世界に到達した、とはどういう意味でしょう。DNAのことであるとすれば、あらゆる生物の姿になれるということでしょうか。最後のコマのキメラ姿からは、そう感じさせますね。
ネクロは魔女であり、3人の弟子たちが悪さをしている。特にフランクがあやしいです。キーマンの存在の鍵ですね。鍵穴を回収している巨人もまったく正体不明のままです。
安彦先生との対談は面白いですね。わらいなく先生はフィギュアの原画というスキルの蓄積があり、それがマンガにつながっているんですね。次巻以降は女性キャラの線に注目していきたいと思います。