今週のお題「雨あめ降れふれ」、あきやまひでき先生の奥様は雨だと化学物質が地面に流れて、空気が澄むことで調子が良くなったりするんでしょうか。
「かびんのつま」は実話を下にしたマンガです。ビッグコミックスペリオールで連載されています。5月に入ってようやく1巻が出ました。このマンガはlocust0138さんが絶賛していたので、とても気になっていました。
ひとことで言うと、化学物質過敏症にかかった妻との生活を描く話です。化学物質過敏症というのは、さまざまな微量の化学物質によって目や呼吸器、神経などに異常が出る病気です。患者は成人だけで推計約70万人とも言われます。
locust0138さんのこのエントリでは、実際に化学物質過敏症に苦しむ方のコメントが残されています。コメント欄を読むと、この病気について理解が深まります。
あらすじ(ネタバレ注意)
あらすじというほどのものはありません。毎回、化学物質過敏症の諸症状が描かれます。夫婦で東京から兵庫県多可町に移住し、電気や日光、化学物質を避けて生活します。妻はかなりの重症です。電子レンジの使用中は2階に非難しなければなりませんし、食品添加物はもちろん洗剤やシャンプーのにおいでも体調を崩してしまいます。
さらに、皮膚も敏感で合成ゴムのスリッパや靴を履くことが出来ず、衣類のボタンに触ることもできません。電磁波や空気中の化学物質が見えるかのような描写がありますけど、人間にそこまでの能力が備わっているんでしょうか。
とても面白かったんですが、たぶん続きは読みません。続きでは、無農薬栽培による有機野菜を食べることで、症状が改善する様子が描かれるそうですけど、あまり興味はありません。病院に行く描写がなかったんですけど、いろいろな面で、 かなりの重症なので診察を受けたほうがいいと思います。
- 作者: あきやまひでき
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/04/30
- メディア: コミック
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