「マギ シンドバッドの冒険」は登場人物の一人・シンドバッドを主人公とした、マギのスピンオフ作品です。作画の大寺義史先生は大高忍先生のアシスタントをされていた方ですね。下書きを見ても、どちらが描いたかわからなくなるくらい絵柄が似てる、という大高先生コメントを見た記憶があります。
シンドバッドはマギでは、七つの海と迷宮を制覇し、七人のジンの主となった「伝説の複数迷宮攻略者」です。アルサーメンいわく「第一級特異点」ですね。本編では30歳前後ですが、シンドバッドの冒険では14歳からスタートしています。5歳の頃に父・バドルを戦争で失い母・エスラも病で倒れたため、エスラを支えるために護衛や荷運びなどの仕事をしていました。
マギであるユナンに導かれ、迷宮の攻略に挑み、ドラコーンと共に迷宮を制覇。雷を操るバアルの力を得ます。戦争に明け暮れるパルテビア王国を離れて、旅に出ます。そして、イムチャック族のヒナホホと出会います。
シンドバッドに仕える八人将としてドラコーンとヒナホホが出てきてますね。まだドラコーンは、眷族と同化しておらず人間の姿です。
3巻のあらすじ(ネタバレ注意)
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ドラコーンが暗殺者の刺客をシンドバッドに送り込んできます。襲いかかってきたのは暗殺の筆頭ジャーファル。ジャーファルも未来の八人将ですね。幼い頃に自分の親を殺したとのことで、言葉遣いも荒々しく本編とはまったくキャラクターが違いますね。
ヒナホホは、シンドバッドが倒したアバレイッカクが自分の手柄になっており、自分自身が戦士にはふさわしくないと葛藤します。そして、「本当の戦士になるために、『迷宮』に行く」というメッセージを残して、単独でイムチャックに現れた第6迷宮に挑みます。
ドラコーン達も、暗殺者達とパルテビア王国の顧問魔導師ファーランと共に同じダンジョンに挑みます。また、シンドバッドもヒナホホを助けるために迷宮に向かいます。水の舞台である第6迷宮は、雷の力が使い辛いですが、海の中で力を発揮するイムチャック族ヒナホホにより敵を倒して突破していきます。
分かれ道がありますが、ヒントを示す石版はトラン語で書かれており、ドラコーン達は突破できますがシンドバッド達は迷いこんでしまいます。ただ、シンドバッドはルフから何かを感じ取って、間違った道から引き返そうとします。3巻はここまで。
ファーランはアルサーメンですね。戦争に明け暮れるパルテビア王国は、やはりアルサーメンの息がかかっていました。ジャーファルとドラコーンはどうやってシンドバッドの仲間になっていくんでしょうか。ドラコーンが使ってたのは眷属器ですよね。金属器の持ち主シンドバッドに向けて撃ってましたけど、そういうことも可能なんですね。
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