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エルミナージュII DS Remix~双生の女神と運命の大地~、DSの名作ゲーム紹介 part 2

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エルミナージュII DS Remix ~双生の女神と運命の大地~(特典なし)

エルミナージュシリーズはプラットフォームを変えて、たくさんのソフトが出ていますが、最上級の面白さなのがこのエルミナージュII DS Remixです。Wii Uでプレイできるなら嬉しい。

エルミナージュシリーズ

エルミナージュ ~闇の巫女と神々の指輪~

PS2で出た後にDSでリメイクされました。その後、PSPでもリメイク。ハードを変えてリメイクされる毎に細かい修正やバランス調整がなされて、快適になっていきます。

エルミナージュII ~双生の女神と運命の大地~

PSP → DSとリメイクされました。このエントリで紹介します。シリーズ中最高の作品だと思います。

エルミナージュIII ~暗黒の使徒と太陽の宮殿~

ナンバリングタイトルの最後です。PSPで出てます。新要素てんこ盛りですが、本編を充実させて欲しかった。製作途中で、シリーズディレクターを務めていた小宮山大介氏が会社を辞めてしまっています。これ以降の作品は、エルミナージュシリーズの世界観がなくなってしまい、残念な出来に。

エルミナージュ ゴシック ~ウルム・ザキールと闇の儀式~

PSP3DSPSPは画面が暗くて見えないという致命的な出来栄え。

エルミナージュ異聞 アメノミハシラ

PSP3DS。世界観が和風になった上に固定キャラで進めるRPG。もはやウィザードリィ系ですらないですね。エルミナージュの名を冠していると、同様のシリーズ物と勘違いしそうなので、やめて欲しい。

上記を見ると、なぜ紹介するのが 2 なのかが分かってもらえるのかなと思います。面白いと感じた点を書いておきます。

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ウィザードリィ系の面白さの継承

ここに面白さを感じるかどうかは個人の問題ですが、自由度の高いシステムと理不尽な展開が大好物な私にはたまりません。理不尽なほど奇襲を受けて秒殺されたり、有り得ないところにワープして消滅したりします。難易度は高いですが、レベルアップに有効な敵がいたり、定番の強力なアイテムがあったりと抑えるべきところを抑えると着実に攻略していけます。

シンプルながら深く練られたストーリーと壮大な世界観

ストーリーが重要なわけではありませんが、シンプルな方がいいのです。

物語の舞台はフィーナス・ラーデという大地。大地の女神「フィオナ」と「八つの神具」が祀られています。そこに太古の邪霊があらわれ侵食してきます。大地の所有者であるフィオナの名は「聖礎コントラキオ」に刻まれていましたが、それが消えてしまい八つの神具も霧散してしまいます。プレイヤーの目的は、再び大地に女神の名を刻み、太古の邪霊を追い払うこと。そのためには、「八つの神具」を集める必要があります。

このストーリーについては、進め方次第でさらなる世界の背景を知ることが可能で、それもすごくいい。ネタバレになるので最後に書きます。

自由で千差万別な攻略手段

上述の「八つの神具」は、ダンジョンにランダムに配置されます。最初のダンジョンをクリアすると、一部を除いてすべてのダンジョンに進むことが可能です。どのダンジョンのどこにあるのか探索する楽しみがあります。もちろん、敵が鬼のように強いダンジョンもあり、そちらは後回しになりますが。プレイヤーを少しずつ強くしながら、探索領域を広げていき神具を探すのが楽しい。

世界の背景

フィーナス・ラーデは2つの世界が融合して生まれた世界でした。

  • 創命神オルセスが産み出し、女神ウルナが治めるウルナ・ラーデ

  • 存在神デーハインが産み出し、女神フィオナが治めるフィウール・ラーデ

オルセスとデーハインはお互い相手が産み出した世界を承認しませんでした。そのためウルナ・ラーデは存在が許されず消滅してしまいます。フィウール・ラーデは生命が生まれない世界になります。女神ウルナは、ウルナ・ラーデに生きる命を守るためにフィウール・ラーデと融合させて自らは封印されることを選びました。そして、大地の主権を女神フィオナに渡しました。

このとき、自らを犠牲にしたウルナのために「ウルナ様が復活したときに、葡萄酒で再会を祝おう」という約束が、大地に残された5種族、人間・オーガ・エルフ・ホビット・ノームとの間で交わされました。しかし、長い時が経ち、その約束は失われてしまいました。

はるかな年月が経ってから復活したウルナ。しかし、強大な力を持つウルナの登場は世界にとって平和を脅かす事態でした。そのために、ウルナは太古の邪霊と呼ばれたのです。約束を忘れた民に怒り、闇の眷属とともに大地の主権を奪うためにフィオナの名を聖礎コントラキオから削り自らが女神になろうとしました。

以上が、プレイヤーたちが戦っていた闇の眷属とウルナの背景です。タイトルの「双生の女神と運命の大地」の由来です。

普通にプレイしていると、端々はわかるんですけど、なかなか全貌がつかめません。いくつかのフラグを踏むとウルナのハッピーエンドを見ることができます。プレイヤーたちに倒されたウルナですが、エルミナージュ機構のヒズベルトが新たなる大地ウルナス・ラーデを最登録してくれます。そこで、ウルナは四賢者と共に平和に暮らします。

Wii U ベーシックセット (WUP-S-WAAA)

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エルミナージュ DS Remix ~闇の巫女と神々の指輪~

エルミナージュ DS Remix ~闇の巫女と神々の指輪~

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