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RiN / ハロルド作石(6)、あらすじと感想

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RiN(6) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

BECK』『ゴリラ―マン』ハロルド作石最新作! 漫画家を目指す伏見紀人と、不思議な力をもつ石堂 凛。――絡み合う、ふたりの運命! (講談社コミックプラスより)

BECKは音楽で青春!してましたね。このRiNは漫画家志望の主人公がマンガを描くことで青春!してます。6巻までですが、まだまだ伏線を広げる段階ですね。

これまでのあらすじ

主人公の伏見紀人は現役高校生で漫画家を目指しています。持ち込み、投稿を続けとうとう沢村叡智賞準大賞を受賞するまでに至っています。

もう一人の主人公にしてヒロインの石堂凛は、容姿端麗で不思議な力を持つ高校生です。霊感ともサイコメトリーともつかない力ですが、他人の過去を見抜いたり、持ち物から故人の意思を読み取ったり、マンガから描いた人物について知ったり、といったことができるようです。

紀人の方はオカルトな部分がなさそうに見えましたが、他の人には見えないヤタガラスの着ぐるみのヤッサンが時折現れて、謎のアドバイスを残していきます。5巻では催眠術で、深層心理を覗き、邪馬台国?の時代の衣装に見を包んだ石堂の姿を見ます。

石堂は、漫画界の巨匠沢村先生の遺品から、最後に描こうとしていたマンガについて探ります。本人の意志ではなく、その能力を見込んだ周りの人たちに促される形でしたが。そうして、マンガを描く紀人との繋がりができてきます。

6巻のあらすじ(ネタバレ注意)

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催眠術で深層心理を覗いた後、大御所漫画家たちとの飲み会に。相変わらず存在感が薄く、顔を覚えてもらえません。そして、次はヤング・ブル杯を目指します。トーラス本誌に載り、アンケートで一番人気になれば連載への道が開けます。

本多さんに呼び出され、夜のクラブに行きます。そこで、占い師のルーさんに再開します。パートナーとなる女性の選択が重要であることを念押ししてきます。成功するためには、女神となるミューズが必要であると。これまでの展開から、紀人を導くのは間違いなく石堂凛ですよね。名前がタイトルですし。誤って選ぶと地獄行きとなるのは、本多さん? でも本多さんがいなければ占い師のルーさんや石堂さんに会えなかったとも言えますよね。

その後、西口さん、瀧さんとかねてから言っていた石堂さんの島の祭りに行きます。石堂さんに絡んでいた不良の犬井の兄が帰ってきてまつりに帰ってきて不穏な空気を出し始めます。

紀人達は島の遺跡や神社巡りです。以前、ヤタガラスのヤッサンに言われたアドバイス「祭りには行ったほうがいい、白ウサギの後を追っていけ」というアドバイスを思い出します。さらに、島に泊まった夜ヤッサンが現れ、「君が何に突き動かされてきたのか、海姫島に行けばわかる」と言われます。海姫島については、石堂さんが気になる発言をしていました。あの島では若い女の人たちが何人も生贄として亡くなっていると。

翌朝、紀人達は海姫島に向かいます。6巻はここまで。

稀代の天才漫画家である沢村叡智が最後に加工としていたマンガ、TORUSを紀人と石堂が2人で描く、というのがここからの展開であろうと思われます。ヤッサンは着ぐるみを取るとやっぱり沢村先生なんでしょうか。若くして発病したお姉さんは、ここから何らかのフラグになってくるのかな。まだまだ先の展開が読めません。

RiN(4) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

RiN(4) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

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