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シャーリー / 森薫(2)、あのメイドコミックに10年ぶりに2巻が出た!

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シャーリー 2巻 (ビームコミックス)

「シャーリー」は森薫先生によるメイドが主人公のお話。「エマ」と同じですね。1巻の発売日は「エマ」の2巻と同じでした。同じく舞台はイギリス。

ここ数年で何度かFellows!に読みきりエピソードが載ってたんですが、今回とうとう2巻発売の運びとなったようです。乙嫁語りを連載しながらも読切りを描くのはすごいですね。

シャーリー・メディスンという名の謎のメイドが主人公なんですが、13歳ながらみごとに炊事・洗濯・掃除をこなします。どこでこれらを覚えたのかと言った話はなし。天涯孤独の身の上のようです。シャーリーを雇うのが、大人向けカフェの主人であるベネット。28歳。結婚する気はないようです。

2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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最初の話では、ベネット宅から、シャーリーがレコードの束を見つけます。ベネットの父のものだという事。さらに再生機器も登場。やっぱりベネットって両親はかなりの上流階級ですよね。鮮やかなダンスを魅せます。そしてももちろんシャーリーも一緒に踊ることに。

1話は短いんですけど味わい深いですね。次は屋敷に台風が来る話でした。ベネットがシャーリーにお給料を払ってなかったという驚愕の話もありました。その給料でシャーリーが購入したのは、お人形マリーの靴でした。可愛らしい女の子ですね。1巻のあとがきにもありましたけど、13歳メイドならではの話を考えてきます。

途中、ベネットのいとこが登場する話がありました。新キャラと思いきや紹介も無し。シャーリーは、ベネットの婚約者かと勘違いします。それにしても、大胆に結婚しない宣言しましたね。シャーリーも安心してるけど。そしてその後、本当にかつての婚約者が登場。エマに出てくるアーサーっぽい性格と見た目。2回目のプロポーズもベネットは断ったみたいですけど、本心はどうなんでしょう。

13歳メイドという事で森薫先生の描きたいスイッチが入っています。2巻も良かったです。通して読むと、10年で描き込み力がアップしていることがよくわかります。

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