強殖装甲ガイバーの31巻。表紙は30巻に続いてガイバーアプティオン。ガイバーとアプトムが合体した姿です。
アプトムと晶、ゼウスの雷、クロノス、クロノスの造反勢力とガイバーIIF、アポルオンなどの勢力が複雑にからみ合っています。
現在のストーリーの中心はもちろんアポルオン。正体は謎に包まれている上、圧倒的な力でクロノスの十二神将の力の源であるゾア・クリスタルを奪い取っていきます。瀬川兄妹をアルカンフェルのいる島にさらっていったこと、そこにアポルオンが寝ていたことからアルカンフェルに関係する人物なのは間違いありません。そして、バルカス翁もその正体を知りません。
新キャラクターのガイバーIIFが、ガイバーIIを殖装していたオズワルドと同じファミリーネームであることが30巻で明らかになりました。
31巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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ガイバーIIF、ヴァルキュリアの過去の回想。オズワルドの父とヴァルキュリアの母がお互い連れ子を伴って再婚していました。愛はなく、政略結婚ですね。クロノス内で強大な権力を持つのがリスカー家。政略結婚の道具にされそうだったヴァルキュリアは、非凡な能力と凄まじい努力で兄と同じ監察官の地位に登りつめていました。そして、兄の死を知りさらなる力を求めてユニットの模造品を奪取していたんですね。
バルカスとシンは、ガイバーIとの停戦協定に同意しました。
神出鬼没のアポルオンは、ギュオーを襲撃します。そして、恐れをなして逃げ出すギュオー。そんな臆病な性格でしたっけ? さらに、ガイバーアプティオンもそこに加わってギュオーを追います。アポルオンは、ガイバーIとの敵対の意思はないようですけど、ギュオーを狙う理由はわかりません。ここでもアポルオンの凄まじい力が際立っています。無関係の人たちを傷つけないようにとの配慮も見えます。
さらに、その騒ぎを見てギュオーらを追うガイバーIIF。カオスになって来ました。
相変わらず話の進みは遅いですねー。ただ、30巻から31巻とコンスタントに出ているのは嬉しい。ガイバーとアプトムが、バルカスらとのことを考えて「争っている場合ではない」と発言する場面で、宇宙がバックになっていたのが気になってしょうがないです。降臨者の登場がありうる?
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強殖装甲ガイバー(31)<強殖装甲ガイバー> (角川コミックス・エース)
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