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RiN / ハロルド作石(7)、海姫島に祀られた死と再生の象徴である蛇が「TORUS」のテーマ

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RiN(7) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

主人公の伏見紀人は漫画家を目指す現役高校生。タイトルにもなっている石堂凛はヒロインで霊感を持つ高校生。おそらく、亡くなった巨匠沢村叡智が最後に描こうとしていた作品「TORUS」を紀人が描くことになるんでしょう。

石堂さんの島の祭りに来た面々。ヤタガラスのヤッさんに祭りが執り行われる海姫島に行くように言われます。石堂さんが、「あの島では若い女の人たちが何人も生贄として亡くなっている」という発言をしていました。

7巻のあらすじと感想

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海姫島に行けるのは1日2回のほんのわずかな干潮の時間だけ。島の前ではさっそく不良兄弟にからまれます。兄貴の広喜は7年前に島で何かを起こしたようです。

海姫島の中央にあったのは鳥居と異形の岩。初めてそこに渡ってきた凛は、耳をすまして死者の声を聞きます。岩は蛇をかたどったもので死と再生の象徴でした。そして、それは巨匠沢村が最後に描きたかった漫画のテーマでもあるとのこと。凛ちゃんの預言者っぷりが半端ないですね。

巫女役のブサイクな女性が体調を崩したという事で、急遽として凛が代役を務めることに。当元家の不良兄弟の兄は、かつて海姫島に巫女と二人で参拝した時に、巫女が亡くなっていたことがわかります。結局海姫島に参る当日にブサイク巫女は復活して、そこで凛はお役御免に。しかし、友人に船を用意させて良からぬことを企んでいるみたいです。紀人とともに海姫島に行く凛。波乱の予感ですね。

うーん、それにしても相変わらず進みそのものは遅い。このゆったりとした展開が許されるのはハロルド作石先生だからでしょうか。月マガは、そういう作品が多いですね。

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