強力な超能力を持ちながら、それを使おうとしない影山茂夫が主人公のマンガ。私が最も注目している雑誌裏サンデーに掲載されています。
モブのストレスが100%になると、莫大な力を開放して何かが起きます。現在67%。大量の霊能力者を集めて、大金持ちの娘に取り付いた例の除霊が行われています。娘に取り憑いた霊が本性を現しましたが、エクボの怖れ方が尋常ではありませんでした。
8巻のあらすじと感想
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エクボが語る娘に取り付いた霊の正体は、かつてその名を馳せた稀代の霊能力者である最上啓示(もがみけいじ)。自らが最強の怨霊になるために、エクボを含む大量の悪霊を取り込んでいってたんですね。
娘の体を操り次々に霊能力者を襲っていきます。モブは超能力で動きを止めますが、体の限界を超えて娘の体を動かしてくるため、やりすぎると娘の体を破壊してしまいます。モブは幽体離脱して娘にとりつき、娘の中で霊同士戦うことに。
最上啓示の恨みは壮絶。霊能力者として働く傍ら、病気の母の治療費を稼ぐために霊能力を活かした暗殺に手を染めていました。治療の甲斐なく亡くなった母親は悪霊となって最上に恨みを吐きます。最上の行為が魔を引き寄せて母親の体を蝕んでいたんですね。世界のすべてを恨んで悪霊となることを選んだ最上。
精神世界での戦いはモブが圧倒的に降りに。わずか30分弱の間に、半年分の架空の世界で超能力なしの壮絶ないじめのある学校生活を体感させられるモブ。恨みで力を爆発させそうになったモブを止めたのは、鼻の穴から出てきたエクボ。すべてを思い出したモブは、自分が優しい人達に囲まれているという事を再確認。「みんなのおかげで、僕は変わった」と言います。
最後は100%になったモブと、取り込んだ全ての悪霊を開放した最上のぶつかり合い。モブが誰だよってくらいかっこいいスーパーサイヤ人化しちゃってます。
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