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自殺島 / 森恒二(12)、本格的な水田づくりを開始、サワダグループがリョウ・リュウ・セイの暗殺を狙います

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自殺島 12 (ジェッツコミックス)

自殺未遂者達が無人島に放り出されてサバイバルするマンガ、それが自殺島です。「ホーリーランド」や「デストロイレボリューション」の森恒二先生の作品。

主人公セイとリヴがグループを離れて自活することを選択。島の北側は山になっており、人が住めそうなところが少ないためそちらに移住します。弓使いのセイがいなくなることは、グループにとって大きな戦力ダウン。サワダグループとの抗争がさらに一波乱ありそうです。

12巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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サワダグループに囚われたトモは、驚くくらいすんなりと馴染めていました。夜の常軌を逸した乱交を除けば、リョウたちの集落と変わらないんですね。

セイとリヴの2人は新生活を始めています。バナナの栽培、網を使った干満の差を利用した生け簀、リヴの初めての狩りなど順調に食糧を獲得して生活を営めているみたい。叔父から性的虐待を受けていたリヴ、まだまだトラウマ払拭には遠いですが、少しずつセイのことを受け入れられてきました。

リョウたちの農業も本格化。セイたちとのじゃがいもと肉の物々交換はもちろん、水田づくりにも着手しています。稲作農家の実家を飛び出してきていたミノルがメンバーに居ました。なかなか多様性があって知識豊富なメンツが揃ってますね。

島の周りには巡回中の監視船が増えてきて、サワダグループもまた不穏な空気を作り出してきます。そのカリスマ性でグループの全員を掌握し、戦いを煽ります。自殺願望というよりも破滅願望の持ち主? 次なるサワダの戦略は、女たちにピンポイントでリョウたちのグループの主要メンバーを殺させる、というもの。サワダグループから逃げてきたかのように見えた女たちは刃物を忍ばせ、リョウ・リュウ・セイの3人を殺しにかかります。見つからないと見るや誰でもいいから殺そうとします。この襲撃でミノルが死亡。水田はフラグでしたか。

監視船がいるんで、この話って唐突に終わる可能性がありますね。国の所業が他の国にバレて大問題になる、みたいな。次の展開は、大量の自殺志願者を島に新投入するとかでしょうかね。

自殺島 12 (ジェッツコミックス)

自殺島 12 (ジェッツコミックス)

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