35巻で開幕した坂道にとって2度目のインターハイ。箱学と京伏の新戦力も続々明らかになってきて、最初のスプリント勝負が佳境に。しかし表紙は主人公の小野田坂道。
最終スプリント残り100mで銅橋と鏑木の勝負となります。
37巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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銅橋と鏑木のスプリント勝負は、ラインをまたいでからも勝敗がわからず写真判定に。どっちも自分が勝ったと思ってガッツポーズしているというのが新しい。判定の結果勝者は銅橋。
最初のスプリント勝負の結果を受けて、後ろの集団が変化します。箱学が前に行くために道を開けるんですね。集団の先頭を引くのかと思いきや、いきなり5人で飛び出していきます。総北の4人はもちろん追いかけます。
飛び出してから、相手に気づかれないように少しずつペースを落としていたのが箱学の策略でした。後ろの集団が追いつくのを待っていたんですね。集団に吸収されるとゼッケン1番の坂道は徹底マークされて集団から飛び出せません。さらに集団が追いつくのを待ってから登りに入って真波山岳が出ます。クライマー4人を擁する箱学は、山を獲ってそのままゴールする算段。
総北から出るのはキャプテンの手嶋。山岳に対抗できるとは思えませんが、必死の形相で食らいついて行きます。
空港では、インターハイの時期という事で巻島が日本に帰って来ていました。金城、田所とともに総北の応援に向かいます。
次巻は山岳対手嶋のクライマー対決が見どころですね。
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