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凍牌 人柱編 / 志名坂高次(9)、倍プッシュ連発のギャンブル狂お父さんが熱い、次の舞台は仙台

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凍牌~人柱篇~ 9―麻雀死闘黙死譚 (ヤングチャンピオンコミックス)

ヤクザの代打ちとして、命をかけて麻雀する高校生Kの活躍を描くマンガ。通称「氷のK」、決め台詞は「震えてるよ」です。最近このセリフで無くなりましたね。

高津に敗れた後、命令に従い麻雀の代打ちとして借金を背負った同級生一家と麻雀することに。卓を囲むのはK、桂木優、吉川兄妹の4人。レートは千点10万円。

吉川兄妹は素直な麻雀で、2人組という事を活かすこともなくごくごく普通に打ちます。運も絡むので、特にKの見せ場もなく一進一退の攻防。

9巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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手堅く赤ありの食いタンや三元牌ポンで点数を積み重ねていく吉川兄妹。相手が鳴きまくって全ツッパ状態になった所で、カンしてリーチするK。リーチ一発ツモに裏ドラ3枚載せてハネ満で一気にまくります。伸び伸び打ってくる麻雀を曲げさせるために、赤中心の鳴き麻雀に誘導したのがKの戦略。さらに、優が小四喜で妹から役満直撃。気づけば妹だけで借金1930万円に。

ギャンブル狂の父親は、悪魔の囁きのレートアップを飲みます。レートが上がってからさらに加速するKの追い込み。更に借金が膨れあがっていきます。追い詰められた父親は400万円払って、牌交換券と投資メガネという有利になる権利を買います。さらに借金取り立て相手から借金して兄妹に自分も賭けるという暴挙に。Kの手配が丸見えにされますが、優のアシストがやりやすくなってしまって逆効果に。乾坤一擲のリーチが流されてしまいます。ギャンブル狂の父親のレートアップは止まりません。カイジの倍プッシュの逆ですね。泥沼のナンピンで結果は借金が1億9610万円まで膨れる結果に。

次のKの仕事は仙台ヤクザとの対決。相手の代打ちとして出てきたのは、かつて高津組の一軍メンバーだった松本。懐かしい顔ですね。顔を合わせた時にKも松本も、あっけに取られてます。指を切り落とされましたが、手術でつないで何とか動いているようです。松本は絶好調です。一瞬怯んだKのスキを逃さず6000オールツモ。Kに「オレが強くなったんじゃない、おまえが弱くなったんだ」という松本。

勝負の場に観戦に訪れたのはアイ、8巻の番外編にも出てましたね。関に変わってアイとKが打つことに。松本の提案です。恨み100倍というわけですか。相手の待ちをを一部も漏らさず看破してツモのみ。K・松本・アイの3人が揃い踏みで熱い戦いになって来ましたね。松本がこのまま終わるとは思えません。

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