結婚指輪物語 / めいびい(1)、異世界新婚ラブコメマンガ、出てくる嫁はあと4人！

「黄昏乙女×アムネジア」のめいびい先生による異世界新婚ラブコメマンガ。ビッグガンガンに連載しています。

ごく普通の高校生サトウが、片思いしている幼馴染のヒメを追ってい世界に迷い込み、あれよあれよという間に指輪王なる世界を救う勇者になってヒメとは結婚することになっちゃいます。

テンポよくお約束のラブコメ展開が進みますが、ラノベでありがち過ぎる展開をギャグテイストに仕上げているところがすごくいい。タイトルからもわかるように、指輪物語もほんのりパロってます。

1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

10年前に引っ越してきた幼馴染の野中姫乃は、お隣さんで祖父と2人暮らしをしています。幼馴染という関係に終止符を討つべく、夏祭りで告白しようとした佐藤でしたが、姫乃からの「おじいちゃんの故郷に引っ越す」という告白の前に何も言えなくなってしまいます。

佐藤は幼い頃の記憶を探り、姫乃達が光の中から現れたことを思い出します。その場所で、再び光の柱の中に消えようとしている姫乃を追いかけて異世界へ。ちょうど、姫乃の婚姻の儀式が執り行われていたところに飛び込み、おあつらえ向きに深淵の魔物も登場。「光の指輪を王子に」と言われた姫乃は、なんと佐藤にその指輪をはめて、誓のキスまでしちゃいます。指輪の力で魔物を撃退する佐藤。

光の指輪をはめて結婚してしまった佐藤は、この世界で勇者サトウとして生きていくことに。姫乃はこちらでもヒメですね。結婚することになってしまった2人ですが戸惑いは隠せません。この当たりの恥じらいの展開はニヤニヤして見ちゃいますね。2人でお風呂に入っていると、再び深淵の眷属が。

ここで世界の敵が深淵王と呼ばれる存在であることが明らかに。サトウが成った指輪王は唯一対抗できる存在でしたか。しかし、現れた深淵の眷属は、前回倒した魔物とは格の違う強さ。今のサトウでは勝てないと言われて退きます。

おじいちゃんによると、指輪王の力を完全なものにするためにはさらに4つの結婚指輪が必要。4つということは、このあと4人も花嫁が登場するんですね。なんだこのハーレム的ラブコメ設定。5つの指輪を集めて深淵王を封印しなければならないとは。そして、次の指輪を手にする花嫁がエルフ族ということも知らされます。

異世界に迷い込んだらうらやまけしからん展開とは、ラノベ的ですねー。めいびい先生のキレイな女の子の絵がいい味出してます。