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極黒のブリュンヒルデ / 岡本倫(11)、ヴィンガルフに新しい女性所長が就任。どうみても魔女

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極黒のブリュンヒルデ 11 (ヤングジャンプコミックス)

岡本倫先生のダークファンタジー「極黒のブリュンヒルデ」も11巻。

さまざまな能力を使える魔法使いの女の子たちが次々に登場していき、戦って死んでいきます。やるせない悲しい設定は「エルフェンリート」を彷彿とさせます。

魔法使い達は、鎮死剤という薬を飲み続けないと死んでしまう上に、首の後ろにあるハーネストのボタンを押したら魔法が使えなくなったり、一発で死んでしまったりします。そして、何が起こるかわからないボタンも用意されてます。

研究所を脱走した魔法使いのもとに送り込まれる刺客達。どんどんインフレを起こして行って、最強の魔法使いヴァルキュリアが主人公の良太たちに襲いかかり、大ピンチに陥りました。寧子の第3のボタンを押すと、ヴァルキュリアに対抗するべくクロネコの意識が覚醒、反物質に対抗するマイクロブラックホールで勝利します。しかし、魔法を使った反動で寧子の記憶が消滅。

11巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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寧子の記憶こそ無くなりましたが、鎮死剤の製造手段も手にした上に刺客がもう来ないとあって、全員日常生活に戻っていきます。体が動くようになった佳奈も2学期から中学校に編入して、学生生活を楽しんでいます。屋上に行くだけで肉体が悲鳴をあげたりしてるようですが。良太に家庭教師をしてもらっている結花とも打ち解けたようです。

ヴァルキュリアを倒した後の魔法使い研究組織ヴィンガルフにも動きがありました。所長の九(いちじく)が死んだ後で、後任に小野寺というメガネをかけた女性が就任。どう見ても首の後ろにハーネストがあるんですけど、魔女が研究所管理側に回るなんてことがあるのかな。就任して早速、魔法使い達3人に指令を下します。

初期から出てきて、魔法使い達を次々送り込んできていた九の部下の男が生きていました。クビになって車の中で銃をつきつけられるところまでは描写されていましたが、その銃弾が頭蓋骨に斜めに入って、ぐるっと回って外側に出ていました。交通事故に見せかけて死んだと安心していましたが、一命を取り留めていたんですね。

その男の暗殺に魔法使い達3人が向かいます。病院の警備は厳重。マスコミも彼に接触しようとしています。途中、3人が佳奈とばったり出会うシーンが。佳奈は、3人を尾行します。魔法で透明になって病室に侵入しようとした所で急展開。3人の一人、るるみのハーネストが孵卵します。巨大な怪獣になり、次々と人間を食べていきます。その場にいた人たちのうち、魔法使いも含めて佳奈以外全員が食われ、佳奈も両足が動かなくなった所で、結花が登場。

すんなり進むかと思いきや急展開を見せるのが、岡本先生のマンガです。11巻でもやってくれました。

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