1年生だけで野球部を創設して強豪校に挑むというひぐちアサ先生のマンガ。細やかな心理描写がなされます。みんな少しずつ成長していて、三橋は球速アップ & ナックルカーブ習得、阿部はケガをしましたが身長が伸び、花井は榛名からホームランを討つまでに。
超高校級投手の榛名擁する武蔵野第一高校との試合に勝利した西浦高校。次なる相手はARCと同じく野球をやるためだけに進学した子たちを集めている強豪校の千朶高校。春季県大会では優勝して、夏の県大会のAシードに入っていました。
24巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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モモカン宅の初めての描写が出てきました。新コーチのお父さんはリラックスしつつも、西浦の打順にコメントをしてきます。そのコメントを受けてか、千朶高校との対戦では初めて打順が変更されます。花井が4番で田島が5番。
千朶高校の先攻で始まった試合、いきなり強力打線が三橋に襲いかかります。3番最強説を唱えて、123,456,789の3グループで得点できる打線を組んでいる千朶。ツーベースでランナー2塁に置いて迎えた3番櫻井に対して、ナックルカーブで空振りを奪い、高速の真っ直ぐで三振に切って取ります。初回を0点に抑えて西浦の攻撃に。
一番泉のツーベースの後、相手のエラーも絡んだ進塁打で一死一三塁で花井に。サインはスクイズ、きっちりと決めて田島に打順が回ります。しっかり外野にヒットを飛ばして二点目。田島が盗塁死で最初の攻撃は終了。田島が盗塁で刺されるのは初めてですね。このキャッチャーがチームの要みたい。
次の千朶の攻撃もナックルカーブを効果的に使って0点に抑えます。「できすぎ」という阿部のコメント。裏の攻撃では、四球・バント・エンドランが抜けて得点と、これまた絶好調。次なるピッチャーの吉成が出てきて、この一点に終わりますが二回を終えて3対0。
しかし、2巡目に入った千朶高校打線が三橋に襲いかかります。ツーアウト後の連打で一気に3点を挽回。さらにクイックのストレートでも刺せない高速の盗塁を見せます。ランナーが出ると無条件に3塁まで行かれるのはつらい。次のセーフティスクイズ失敗でなんとか失点を3点に抑えた、という感じで攻撃が終了。
234番で、なんとか吉成の突破口を開きたいところ。ツーアウトになりますが、花井がしっかり引っ張ってツーベースを討った所で24巻は終了です。
実力差はかなりあるみたいですが、今のところいい試合ですね。ただ2巡目にして、三橋の真っ直ぐすら捉えてくる打力は脅威の一言。
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