「エデンの檻」「CHARON」の山田恵庸先生がイブニングに移籍して放つ異能サスペンス漫画。
常人を遥に凌駕した能力を持つチーターと呼ばれる犯罪者たちとの戦いを描きます。主人公のコウには、なぜかチーターを見るだけで識別できる能力が覚醒し、調べてみると家族土地が繋がっておらず自分自身の出生も謎に包まれていました。
コウたちを襲うチーターに指示を出しているのがUDと名乗る人物。チーターのユリエを逮捕してUDに迫れるかと思いきや、警察の守りをかいくぐって何者かに惨殺されてしまいます。その連絡があった後、コウの部屋を訪れる男性が。
3巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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コウ達の部屋を訪れた男は、その山の情報をコウのPCに送った人物でした。UDかと聞かれて否定も肯定もしません。チーターですが、どれだけ目を凝らしても形は捕らえられず。コウを見て「第一段階は成功」と言う事から、事故を仕組んだ人物であることは間違いありません。耳鳴りがしたかと思うと、まったく動くことができなくなりました。音を操る能力でしょうか。「お前たちとチーターを使って、新たな世界を創造する」というセリフ。お前たちと言うからにはコウ以外に似たような能力を持つ人物がいるという事でしょうか。どことなく警察関係者っぽいですね。しかし、これでコウ自身がチーターでないことは確定。
次にUDがコウ達を襲うよう指示したチーターは響と鈴音という双子の香炉姉弟。堂々と名乗って大学で接触してきます。2人のコンビネーションで糸を使って人体を真っ二つに裂くという大技の使用者。群馬の山奥で大々的にパーティーを開催し、コウ達を招待。
パーティ会場を訪れると、そこには大量のチーターが。怪力で銃を通さない肉体を持つチーターや、全身の関節が異常に柔らかいチーター、光速のナイフ捌きを見せるチーターなどが襲いかかってきます。コウたちは分断され、如月は鈴音に捕らえられます。如月が男たちに犯されそうになった瞬間、圏外のはずのすべての携帯が鳴り始め、コウ達の戦いの中継は信号が届かなくなります。
最後は、水に飛び込んで全身を締め上げてくる軟体チーターを倒しにコウが向かった所で終了。3巻も伏線広げてますねー。本当に大丈夫なんでしょうか。エデンの檻みたいなことにならない?
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