「マギ シンドバッドの冒険」は登場人物の一人・シンドバッドを主人公とした、マギのスピンオフ作品。
シンドバッドが第6迷宮を攻略後、レームで建国資金を稼ぐために商人としての才覚を見せていた頃、パルテビアに帰ってきたドラコーンが兄のバルバロッサと政略結婚させられたセレンディーネを救い出すために四天将軍と戦っていました。立った一人での戦い、シンドバッドは海のはるか向こうで大ピンチとなっています。
6巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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追い詰められたドラコーンは、眷属器を発動。腕を竜の鱗と電流で覆うバララーク・バラシーフで、ネズミを操る四天将軍のロッターを退けます。しかし、次なる敵は四天将軍を通り越して兄のバルバロッサ。迷宮攻略者で魔装を使いこなしつつあります。この時点ではシンドバッド以上の実力者。ジンのグラシャラボラスの力は、金属の形状操作でしょうか。炸裂する弾丸を撃ちこまれたドラコーンは瀕死に。そして、力を求めて眷属と同化、現在の竜の姿となり一矢報いてセレンディーネを救い出します。
バルバロッサに仕える魔導師ファーランの側には幼き日のジュダルの姿が。
シンドバッド達は商いを拡大させるためにササン王国に。そこはササン騎士団と呼ばれる宗教指導者にして騎士の集団が治める土地で、豊かな鉱物資源を持った国でした。王であるダリオスは第52迷宮の攻略者で、敵の攻撃を跳ね返すバリアを展開するアロセスを使役します。その息子ミストラスは、王位をついで騎士に成ることが宿命付けられていましたが、国を出て冒険することを渇望していました。自分の望みを遂げるために父ダリオスと決闘するミストラス。ジンの力で追い詰められた所でシンドバッドが乱入。そのままシンドバッドとミストラスの戦いに。その戦いは、相手のバリアものともしないシンドバッドの魔装の力によってシンドバッドが勝利します。そしてミストラスを仲間に加えてササン王国と貿易することに。
次なるシンドバッドの目的地は、女系国家であるアルテミュラ。男を完全に女の下に置くという価値観が支配する国にあってシンドバッド一行の先行きがどうなるか、といったところ。
ササン王国とアルテミュラは、シンドリアの七海連合の一角ですね。そして、アルテミュラの女王の末娘ピスティが、未来の八人将。ドラコーンの眷属との同化も出てきましたし、着々と回収してる感があります。ササンに伝わるイル・イラーとソロモンに関する信仰がどこから来たのかが気になるところ。
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