1987年に始まって2002年に完結(15年!)した「3×3EYES」の続編が始まっています(2014年12月〜)。足掛け30年近くにもなる連載ですね。
3×3EYESは、ベナレスと鬼眼王との戦いで2人を倒した後に、全人類の心を元の場所に返すためにパイによって八雲が粉々に吹き飛ばされた後、2人が再会したかのような描写で終わっています。その後、月刊ヤングマガジン、ヤングマガジン海賊版にて最終回から7年後がちょくちょく描かれていました。
八雲は全人類の心を元の場所に返してパイと再会。その後は、身につけた能力と不死身の体を活かして働いているようです。そんな日々が急転直下終わりを告げる続編。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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巨大なキメラがパイの前で討たれて倒れるシーンから。そのキメラの思いでしょうか、「このままでは世界が夢・幻に終わってしまう」「ボクはどこで失敗を」「きっかけはボクのあの一言からだった」。ボクとあるのでパイの気持ちではありませんね。
場面は移って現在、八雲を捕獲しようとする一団が。目的は「世界の崩壊を止めること」と語ります。リーダーのメガネの男はノルマンテという名のようです。
八雲は不死身の体を活かして宇宙空間で獣魔の卵を除去する仕事についています。スペースシャトルが魔物に襲われているという事で、宇宙服のまま獣魔を召喚して現場に駆けつけると、そこには超巨大な獣魔が。獣魔の卵を生み出す女王獣魔エキドナ。光牙などの獣魔術を全て無効化するので、あえなく地球に叩き落とされてしまいます。
八雲をおびきだすために獣魔の卵をそこかしこにばらまきます。エキドナを使役していたのも彼らでしょうか。卵を除去しているとハズラットと葉子の子であるセツとパイがさらわれます。このとき、ちらっと出ましたがノルマンテは時間を操作する術の使い手でしょうか。300倍の時間で動いていたと言われています。
敵のキーパーソンとなる女性が甲子美智瑠(きのえこみちる)。全人類の心を元に戻す過程で、八雲は全ての人々の名前や経歴を知ることになりました。そのため、敵といえどちょっと調べれば素性は明らか。しかし、美智瑠のパーソナルデータだけは流出していない、というセリフが。
八雲を捕らえた(実際にはわざと捕らえられた)ところで、敵の一人ゲゲネイズという男が裏切り、一人八雲をさらっていきます。元九頭龍将の部下。さらにノルマンテの元から美智瑠もさらっていきます。捕らえられて幽閉された所で、あっさり拘束を解いて美智瑠と合流する八雲。
パイ達とノルマンテもゲゲネイズの部下に見張られていますが、セツの持つハズラット謹製の銃でノルマンテを縛る氷を解いたところで冒頭のキメラの正体が明らかになります。人間の姿だったノルマンテが大きなグリフォンに。その背に乗って脱出するパイとセツ。ノルマンテは時間加速と合成の力を持つベナレスに造られた合成獣。しかし、ベナレスを裏切って片羽根をもがれたと語ります。1巻はここまで。
キーになるのはやはりノルマンテと美智瑠でしょうね。それにしてもベナレスの残党っていくくくりだといくらでも強いやつを引っ張ってこれそう。
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