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マギ シンドバッドの冒険 / 大寺義史 / 大高忍(7)、アルテミュラ編が終結、ドラコーンとセレンディーネがシンドバッドたちと合流

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マギ シンドバッドの冒険 7 (裏少年サンデーコミックス)

マギ シンドバッドの冒険」は登場人物の一人・シンドバッドを主人公とした、マギのスピンオフ作品。

現在八人将の一人であるドラコーンが、力を求めて眷属と同化し、現在の竜の姿となり一矢報いて兄のバルバロッサのもとからセレンディーネを救い出しました。

シンドバッド達はササン王国との交易を確立したあと、女系国家であるアルテミュラを訪れています。しかし、まったく歓迎されていない様子。ササン王国とアルテミュラは、シンドリアの七海連合の一角ですね。

7巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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女王へ無礼をはたらいたということで、問答無用で処刑されるシンドバッド一行。ヒナホホだけは、イムチャック族という常人とは異なる体躯を持っていたために体を隅々まで調べられることに。シンドバッドたちは「死者の谷」と呼ばれるアルテミュラにある深い谷底に突き落とされます。

金属器も取り上げられて裸で突き落とされたので、そのまま谷を登るすべはありません。ここから別のマンガかと見紛うサバイバル能力を発揮するシンドバッド、ミストラス、ジャーファルの3人。特にジャーファルが過酷な幼少期を過ごしてきただけあって悪食で強い様子。

サバイバル (1) (リイド文庫)

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山賊ダイアリー(6) (イブニングKC)

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谷を登る手段がありませんでしたが、谷底に投げ入れられた生肉を利用して脱出します。宝石がゴロゴロ落ちている場所に男たちが生肉を投げ入れて大きな鳥がその生肉を回収してくるのを利用して宝石を収穫していました。アルテミュラの暗部である男たちが奴隷労働させられている場所に到達するシンドバッド一行。しかしシンドバッドが奴隷だと思っていると、男たちは「私達は主夫よ、何不自由なく暮らしているわ」なんて言われちゃいます。

女王から金属器を取り返すと、そこからシンドバッドと女王ミラ・ディアノス・アルテミーナとの金属器使い同士の戦いに。女王の金属器に宿るケルベロスは3つの首を持ち、炎・氷・雷の3属性を操る強力なジン。その力はシンドバッドのバララークの雷とブァレフォールの冷気を圧倒するほど。しかし、ブァレフォールの氷はただの冷気ではなく「停滞」の力で、相手の動きを鈍化させることで3属性の攻撃を全て躱して、シンドバッドが勝利します。こうしてシンドバッドのシンドリア商会はアルテミュラとも交易することに。

アルテミュラの女王からは、世界中に迷宮を出現させるマギの存在について話を聞きます。自分が出会ったユナンがマギでないのかという疑いを抱くシンドバッド。

アルテミュラ編のオチは、いろんなものを搾り取られてげっそりしたヒナホホと、色街に遊びに行ったら男たちに相手をされて心がずたずたになったシンドバッドとミストラス。ジャーファルは相変わらずしっかりしてます。

シンドリア商会に戻ると怪しげな来客が。部下たちが怯えています。それもそのはず、やってきたのは眷属と同化して恐ろしい姿となったドラコーン。シンドバッドに憎しみをぶつけるセレンディーネですが、ドラコーンたちはここにたどり着くまでにボロボロになっていました。行く先々で化物呼ばわりされて、迫害されるドラコーン。追手をその化物となった体で退けますが、セレンディーネからもとっさに「寄るな、化物」というセリフが出て体だけでなく心もボロボロになっています。

バルバロッサとの決着が描かれることは間違いないでしょうね。倒すのはドラコーンかシンドバッドか。地味なポイントですが、本編のマギではドラコーンの奥さんは超美人とかいう設定だったはず。セレンディーネなのかどうかが気になります。

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