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レトルトパウチ! / 横槍メンゴ(2)、天我の想い人である彩葉(いろは)が登場、D.T研究所とはいったい?

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レトルトパウチ! 2 (ヤングジャンプコミックス)

ミラクルジャンプで連載中の横槍メンゴ先生の恋愛ギャグマンガ。

舞台となる学校は国立・衿糸(えりいと)学園。名前そのままに偏差値70を超える超エリート高校。しかし、この学校の目的は勉強じゃなくて恋愛。少子化で行き詰まった日本が、効率的にエリートの子孫を生産するためにこの学園を設立。学校を支配するのは、性交渉したものほど偉いという価値観。

そんな学校にあって、主人公の明星幸流と清天我はけなげに処女と童貞を貫いています。なんといっても際立つのは天我の鉄の童貞っぷり。

2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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天我が鉄壁なのは心に決めた人がいるから。2年前に出会った同い年の松波彩葉(いろは)。同い年ながら大学に通っていて、現在は海外の研究所に勤務している秀才。突然日本に帰ってきて、天我に家に泊まっていったかと思うと翌日には置き手紙も無しにまたどこかへ。

天我があの衿糸学園に入学すると決まった時に、卒業まで3年間守ることができたら信じられるという約束を交わしていました。再び彩葉に会い、何としても守りぬくと誓う天我。一途ですね。

その衿糸学園ではいかがわしげな体力測定が行われていました。「騎乗位スクワット」に「正常位開脚」。いったい何の体力を測定しているというのか。戸惑いながらも必死でこなす幸流と、誰からも咎められることなく堂々とサボる恵麻。

そんな恵麻が都内某高級ホテルに出席したパーティで彩葉が登場。彼女に名刺を渡していきます。D.T研究所というところに所属しているようです。恵麻と話した後「ふーん、あの子が処女四天王か」というセリフが飛び出してきてすごく怪しい感じ。同僚と思しき大悟という男性に「勝手に接触しただろ」と怒られていることから、彩葉の観察対象が恵麻っぽいですね。ひょっとしたら天我もそうかも。

2巻の後半は、恵麻のいとこであるめばえの過去が明らかに。性に奔放な衿糸学園の優等生ですが、初体験は家庭教師に来ていた先生と。その先生とはありとあらゆる場所で何度もしていたようです。それ以来、多くの男性と肌を重ねてきましたが、誰としても2回目以降は気持ちよくなくなるという状態になっていました。リカによるとゼノフィリア、赤の他人としか気持ちよくなれないのだろうと言われますが、恋愛感情と性欲がまったく結びついていないんでしょうね。ちょっと病んでる気がします。そんなめばえのことを思うリカ。リカはめばえのことが好きみたいですが、バイセクシャルでしょうか。

彩葉が出てきて一気に怪しい感じが増幅した気がします。衿糸学園にはまだまだ色々裏が有りそうな。

レトルトパウチ! 2 (ヤングジャンプコミックス)

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