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魔法少女・オブ・ジ・エンド / 佐藤健太郎(9)、2030年の未来、魔法少女の血を使って不死の薬を生み出すヴァレリーベ製薬が舞台のSeason2

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魔法少女・オブ・ジ・エンド 9 (少年チャンピオン・コミックス)

まじかるー。

8巻までで黒幕だった姫路の手により、魔法少女の子がさらわれ、全員がやられた上に貴衣とつくねの体まで回収されてしまいました。9巻からはSeason 2がスタート。

舞台となっているのは貴衣たちが亜種魔法少女に襲われた時よりも未来の2030年。おそらく姫路が過去に遡るよりも前のすべての始まりが描かれています。8巻で殿ケ谷が言っていた「魔法少女に関する非合法な人体実験」やら「不死の薬」といったキーワードが飛び出していた製薬企業ヴァレリーベが登場します。

9巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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製薬会社ヴァレリーベの社長や働いている人たちがひと通り出てきます。キャラクターが多いので簡単に列挙。

キャラ名 説明
白金宗(しろかねそう) ヴァレリーベの社長
白金忍(しろかねしのぶ) 天才的頭脳を持つ社長の息子、ヴァレリーベが巨大製薬企業に上り詰めたのはこの息子の力
安部乃マリア ヴァレリーベ新薬研究室の室長
鞘野楓 ヴァレリーベ新薬研究室の副室長

鞘野楓が出てくる所でわかりますが、歴史が変わらなかった場合楓はこの製薬企業で働くことになっていたんですね。そして楓の夫は貴衣で高校教師になっています。マリアの夫は殿ケ谷で魔法少女・魔女・悪魔に関する研究に従事している様子。

唐突にヴァレリーベに呼び出された忍は、父の宗から母が突然亡くなったことを知らされます。母の主治医がつくねの父親である誠一。宗は息子に母親を生き返らせる不死の薬を開発して欲しいと言います。そんなことできるはずがない、と答える忍に魔法少女の血が渡されます。

忍のお隣さんにして幼馴染の少女花飼みかのは魔法少女。町でチンピラに絡まれた時に、爆発を起こす力を見せます。その事件の捜査を行うべく現れたのが警察官の芥。

忍は研究の末、何らかの薬を完成させて実験として自らの体に投与します。そして何らかの暴走を起こして研究所から飛び出ていきます。忍の残した薬や資料を解析してとんでもないものであることを知る楓。その楓が何者かに襲われて薬を奪われます。そしてその薬を、謎の人物がカプセルの中に入っていた女の体に投与するシーンが。カプセルから出てきた女に「姫路弥」の名が付けられます。謎の人物はヴァレリーベ関係者に誰かっぽいですし、姫路の体があったのも研究所のある建物のどこかかもしれませんが、今のところは不明。女の体だった理由も全部謎。あと、自分の口で喋ってますね。

不死の薬を投与して飛び出した忍はみかのと接触、というところで9巻が終わりになりました。

途中、宗が魔法少女ではなく魔女の写真を芥に見せて捜査を依頼するシーンも挟まれていたりして、複雑に物語が絡んでいきそうですね。とりあえずメインは姫路が如何にして生まれたか、というところでしょう。8巻までに出てきていた姫路は間違いなく男でしたし、ここからまだまだ発展があることは間違いありません。最初のスプラッタホラー展開からは考えも付かない伏線の広げよう。

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