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ぼくは麻理のなか / 押見修造(6)、非通知の麻理の電話の正体が明らかに。麻理をふみこと呼ぶ謎の女性の記憶

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ぼくは麻理のなか(6) (アクションコミックス)

「ぼくは麻理のなか」は、コンビニで働く女子高生の麻理に恋をした引き篭もりの大学生が、その女子高生自身になってしまうというマンガ。

麻理はどんどんおかしくなっていって、功と気持ち悪い意味で距離を縮めています。麻理も依も家庭内でそれなりに問題を抱えていることもわかってきてます。

功からすると女子高生2人が突如として自分の家に入り浸るようになって、どんどん勘違いと妄想を炸裂させて最後は雨の中、暴走気味に告白してきます。

6巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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功の告白に対する麻理の返事は「ヤりたいだけだろ」。「麻理さんのためなら大学行きます」「バイトもします」「ふさわしい人間になります」という非モテコミット感あふれる告白のセリフを連呼。「つきあえるわけないだろ、おまえなんかと。きもちわるい」と話すとトボトボと去って行きました。

学校に行くと依の態度が変わっていて、やたら親しげに話しかけてきます。功の人格を気持ち悪がっていましたが、麻理の記憶があったことから「中にいる麻理に届くかもしれない」と思っての歯の浮くようなセリフ。2人で町に遊びに行ってる時に、あの非通知の電話がかかってきます。麻理の声で「おねがいがあるの」「小森功を見ててあげて」という言葉。これを聞いて何かを悟り、功の部屋に向かう麻理。

部屋に着くなり功を殴り飛ばし、パソコンの中身を暴き見ます。非通知で麻理の振りをしてかけてきていたのは功でした。音声合成で麻理に似た声を生成し、打ち込んだ文章を読ませていました。さらにその声でいやらしい言葉を言わせて自慰行為に走っていたことも明らかに。そして功がまた気持ち悪い告白のセリフを繰り返し、麻理が拒絶する中で5巻に出てきた手で手伝っていたシーンのことが依に伝わってしまいます。

家に帰ると今まであまり存在感を見せなかった麻理の弟が、最近姉の様子がおかしいという事で「ひさしぶりにゲームやんねえ?」と声をかけてきます。2人でほのぼのと会話しながら、昔の写真を見ることに。アルバムの写真を順に見ていると、小さい頃の写真を見た時に突然昔の記憶がフラッシュバックしてきます。麻理のことを「ふみこ」と呼ぶ女性の存在。「ふみこという名前に心当たりある?」と聞いた時に、これまでの善意で塗り固められた母の表情が固まって奇妙なものでも見つめる目に。

翌日、学校に来なかった依は行方不明になります。心当たりのある場所を探しまわる麻理ですが見つかりません。依の姉からは夜になっても探している麻理を心配する電話がかかってきます。そして、歩道橋の上にいる依を見つけた所で6巻は終わり。

そりゃ自分の好きな麻理が気持ち悪い引き篭もりの男になにかしている知っちゃったらちょっと心もおかしくなってしまいますよね。非通知の電話の正体はあっさりと知れましたが、こんどは「ふみこ」と呼ばれた記憶が出てきて麻理自身のことがますますわからなくなっていく展開。

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