ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生 The Animation、消化不良に終わってしまった部分の補足(ネタバレ注意)

15人で始まったコロシアイ学園生活が、3回の学級裁判を経て7人になってしまったところで中断してしまったノベライズが消化不良なので、残りの物語と伏線となっていた部分を埋めておきます。

現在残っている7人のキャラクターは以下の通り。

キャラ名	説明
苗木誠	主人公にして、何のとりえもないけど運で学園入学の権利を得た超高校級の幸運
霧切響子	超高校級の何なのかを明かさないミステリアスな女の子
十神白夜	超高校級の御曹司
朝日奈葵	超高校級のスイマー
腐川冬子	超高校級の文学少女だったが、多重人格で超高校級の殺人鬼ジェノサイダー翔を宿していることが判明
大神さくら	超高校級の格闘家
葉隠康比呂	超高校級の占い師
不二咲千尋	超高校級のプログラマだったが、殺されてしまう。残されたノートパソコンにプログラム人格のアルターエゴを残す
モノクマ	希望ケ峰学園の学園長と名乗るクマのぬいぐるみ

ここからのあらすじと感想(ネタバレ注意)

次の章で犠牲者？になるのは超高校級の格闘家大神さくら。超高校級のスイマー朝日奈も関わってくる事件で自殺してしまうようです。

ずーっと気になっていた霧切響子の正体は「超高校級の探偵」。それならば、ここまでのヒト並外れた洞察力に寄る捜査も納得ですね。希望ヶ峰学園理事長である霧切仁の娘でもあります。

希望ヶ峰学園に足を踏み入れた直後のはずなのに、校舎がどこか風化していて、同級生で仲睦まじくしている写真が残されているのが2巻で判明したましたが、やはり登場人物の超高校級の生徒たちは一度入学してから「人類史上最大最悪の絶望的事件」が起こり、自ら記憶を消してしまったという設定らしいです。校舎のあらゆる箇所が鉄板で封鎖されていたのは、他ならぬ自分たち自身で自分の身を守るためにしたこと。

最終的にはこの時点で生きている大神さくら以外のキャラクターは生き残るようですね。

モノクマと黒幕

生徒たちにコロシアイ学園生活を矯正していたモノクマの裏にいたのは江ノ島盾子。1巻で死んだ江ノ島盾子はどうやら偽物。偽物フラグは苗木が初対面で「雑誌の写真と違う」と言ったセリフを出したこと。死亡した時に「なんであたしが・・」というセリフを出していたように、偽物もモノクマ側で自分は絶対に死なないと思っていたんですね。そんな偽物の正体は16番目の生徒で「超高校級の軍人」戦刃むくろ。江ノ島盾子とは姉妹？なんでしょうか。

人類史上最大最悪の絶望的事件

で、希望ヶ峰学園を揺るがす「人類史上最大最悪の絶望的事件」については、本編でもそれほど鮮明には描かれていない様子。希望ヶ峰学園は一般人をエリートに改造するために、サンプルとして超高校級の生徒たちを集めていたんですが、一般人の学生も受け入れていました。江ノ島盾子が一般生徒のエリートへの対抗心を煽って、希望ヶ峰学園を中心に格差に不満を持つ人たちの絶望が爆発的に連鎖するよう仕組み世界全体がメチャクチャになってしまった、という顛末らしいんですがどうやればそんなことになるというのか。

外の世界は北斗の拳よろしくヒャッハーな感じになっちゃってるといことでした。そこからどういう過程を経てか、全員の記憶が消えて(消されて？自ら消して？)モノクマによるコロシアイ学園生活が始まったというのがモノローグ。

希望ヶ峰学園に仕込まれたお仕置きマシーンや記憶操作などのオーバーテクノロジーはいったいどこから来ていたのかといったことも謎のままですね。ここまで書いても未だ消化不良。