ちょっと引いてしまうタイトルですが、この「セフレの品格」というマンガが電子書籍で売れまくっているそうです。私も興味がわいたので読んでみました。1巻、2巻くらいで読むのをやめるかなーっと思ってたら、面白すぎて現在出ている8巻まで一気に読んじゃいました。
双葉社の「JOUR素敵な主婦」という雑誌に連載しています。タイトル通り主婦をターゲットとしたマンガ。間違っても小中学生もおっさんも手に取りません。
キャラクター紹介
キャラ名 | 説明 |
---|---|
抄子 | 20歳と28歳の時に結婚して離婚しているバツ2、最初の夫との間に娘がいる |
北田一輝 | 産婦人科の跡取り息子でバツ1、抄子にセフレになることを持ちかける |
華江 | 資産家で高年収の夫を持つ抄子の同級生、抜群に美しい容姿を持つ |
同窓会でいい雰囲気になってそのままホテルに行き、関係を持つ抄子と一輝。抄子はお互いバツありの独身同士でこのまま付き合っていくものだと思いきや一輝はそんなつもりはまったくなく「セフレ」としてやっていきたいといいます。一輝を軽蔑し、ホテルを後にする抄子。
ところが、この夜抜群のテクニックを持つ一輝に抱かれたことで体が快楽に目覚めます。
8巻まであらすじと感想(ネタバレ注意)
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一輝のセフレとして関係を持つ抄子ですが、一輝のプレイボーイっぷりは既婚者である華江にも及んでいました。華江と一輝もセフレであることを知りショックを受けます。が仲直りして割り切ったセフレに。そもそも一輝はイケメンで金払いもよくて誠実。
一輝がこんな性格になるに至ったバツイチの経緯はかなり衝撃的なもの。惚れて結婚した相手が父親の愛人の看護師多恵でした。妊娠したことを父親に告げた時に「堕ろせ」と言われ、腹いせに一輝を誘惑。その時に妊娠した子供ということにして、でき婚していました。一輝の母が父の浮気を調査していた時に、相手が誰だか気づいちゃいます。多恵は息子である大樹の本当の父親をばらされたくなかったら言うことを聞け、ということで一輝の父親を脅していました。怖すぎる。すべて一輝の知るところとなって離婚に。そのショックで一輝は自らパイプカットしていました。
華江は不倫していて感じがよくないかなと思いきや、乳がんで手術してから夫が抱いてくれないことに深く悩んでいました。一輝はそんな華江の思いを汲んで腕のいい医者に乳房を美しく再建してもらうよう取り計らっていたんですね。華江夫婦はお互い深く愛し合っている様子でしたが、妻の気持ちを知った夫になんとネトラレ属性が発動。結局夫婦でスワッピングパーティに出席することになるというエピソードが展開されます。
抄子と一輝は基本的にセフレなんですが、どんどん心の距離を縮めていきます。そしてお約束通り、2人の仲を引き裂くトラブルが次々に起こるんですが。一輝の産婦人科を受信しに来た、父親のわからない子を妊娠している親のいない女子高生は一輝に迫ってきたり、一輝と関係を持ちつつ元夫に薬で眠らされて襲われてどちらのかわからない子を妊娠したり。
一輝に迫ってきた女子高生は最終的に一輝と養子縁組して娘になります。勉強や体の大切さを教える一輝、イケメンすぎる。抄子が妊娠した子は羊水によるDNA鑑定で一輝の子だとわかるんですが、そのことを抄子に伝えようと思ったら、元セフレに監禁されて伝えられなくて、その間に元夫の子なんじゃないかと思い悩んだ抄子が一人で堕ろしてしまいます。ここで一度別れる2人。
その後、一度だけ夜を共にしてきれいすっぱり関係を断った抄子が、なんとその夜で一発で妊娠。一輝に隠して出産することになるんですが、取り上げた産婦人科は一輝の父親がいる病院。いろいろあって、自分や息子の遺伝的特徴である2つのつむじから一輝の子、すなわち孫であることを確信しちゃいます。8巻の最後は、その一輝の父親が子育て中の抄子に接触してくる、というところで終わります。
ここに書いたエピソードだけでおなか一杯になるくらい濃いんですが、実際はもっとめくるめく展開があって読んでて止まりません。とにかく私から言えるのは、一輝がイケメンすぎるということですね。セフレを作るなんてところはダメっぽいかと思いきやとにかくすべての女性に誠実に優しい。
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