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3×3EYES 幻獣の森の遭難者 / 高田裕三(2)、ノルマンテの合成の能力で奪い取られる八雲の不死身の力

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3×3EYES 幻獣の森の遭難者(2) (ヤンマガKCスペシャル)

1987年に始まって2002年に完結(15年!)した「3×3EYES」の続編。

不死身の体を活かして獣魔関連の仕事を請け負う八雲に襲いかかる勢力。敵のキーパーソンとなる人物は甲子美智瑠とノルマンテと名のる男。ノルマンテの正体は、ベナレスに作られた時間加速と合成の力を持つ魔獣。

そのノルマンテ達に与しているのが、ベナレスの残党。ノルマンテはベナレスを裏切って片羽根をもがれたと語ります。1巻冒頭の「このままでは世界が夢・幻に終わってしまう」「ボクはどこで失敗を」「きっかけはボクのあの一言からだった」とノルマンテが話すシーンにどうつながるのか楽しみなところ。

2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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研究に余念のなかったベナレスが、獣魔を造り出し、獣魔術や様々な能力を持つ新しい獣魔や母体獣魔エキドナを生み出しました。ノルマンテは自身に見向きもしなくなったことで絶望し、シヴァを「時間加速」で襲い己の肉体に「合成」しようとしました。結界に阻まれてこの試みは失敗、片羽をもぎ取られて放り出されました。その時ベナレスに渡されたのが、ノルマンテの寿命を示す砂時計。

それから2000年の時をさすらったノルマンテは、サンハーラのときに病院で死にそうになっている少女甲子を合成の力で助けていました。


林原めぐみ「サンハーラ ~聖なる力~」10月21日発売 - YouTube

閑話休題。林原めぐみ歌手デビュー25周年記念企画第二弾の『3×3EYES』連動プロジェクトの表題曲が「サンハーラ~聖なる力~」、10月21日に発売しました。

甲子が獣魔術を使えたのも、このとき合成によってノルマンテや獣魔の力を得ていたから。そして敵の狙いが見えてきます。寿命が迫りつつあるノルマンテは、自分が死ぬと甲子も死んでしまうから、不死身の八雲を合成によって甲子に取り込もうとしました。

ノルマンテに協力していた下級妖魔ゲゲネイズとウコバクも、その不死身の八雲との合成が狙い。ゲゲネイズたちの奥の手は、パリの地下に展開されたエキドナ召喚の魔方陣。その魔方陣を壊さないように戦う八雲でしたが、甲子や舞鬼をかばいながらでは、そううまくいかず片腕を奪われます。

エキドナが動き始めているのを月で察知したカーリーが面白そうだという理由で地球に降り立ち、みんなが集合してきてカオスな状況に。

ノルマンテは甲子を人質に取られ、ゲゲネイズに八雲の腕を合成。ゲゲネイズに不死身の力が宿ります。ベナレスが来れば、そんな合成あっという間に解除されて終わりだと八雲が言いますが、それこそがゲゲネイズの狙い。再びベナレスを地上に呼び寄せて戦乱を起こすことこそが望みでした。

懐かしい顔ぶれが次々登場しますが、敵の正体も明らかになって一気にスッキリしてきましたね。ただ1巻冒頭のシーンの意味は未だはっきりとしません。やはり鍵はもうひとつの能力「時間加速」でしょうね。

3×3EYES 幻獣の森の遭難者(2) (ヤングマガジンコミックス)

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