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13DOGs / 張慶二郎(1)(2)(3)、自由をかけて13人の死刑囚が殺し合い

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13DOGs 1 (ジェッツコミックス)

「13DOGs」は3巻で完結する、いわゆる殺し合いのサバイバルバトルもの。このジャンルは手を変え品を変えいろんなパターンが出てきます。

主人公は無実の罪で死刑囚となり、死刑囚13人で行われる「13DOGS GAME」の参加者となります。13日と13時間の間で殺し合って生き残れば勝利。複数人が生き残っていた場合は、全員死刑となります。生き残った死刑囚には自由と一億円。

参加する死刑囚の顔ぶれがなかなかに多彩で、ただのチンピラに始まってヤクザ、痛覚のないサイコパス、シリアルキラー、宗教指導者にテロリストといろいろ登場します。

あらすじと感想(ネタバレ注意)

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気が付くと記憶喪失で自分の名前すらわからない中、携帯と現金を手にしていた主人公。頬にはヘブライ語の数字が描かれ、洗ってもとれません。携帯には13DOGS GAMEのルールと参加者のプロフィールが入っていました。

開始時刻になり「HAVE A NICE GAME」の音声とともに戻ってくる記憶。自分が青山蓮児という名前で交際していた恋人の家族4人を殺した罪で死刑となっていたことを思い出します。そして早速襲ってくるさっきまで隣にいた男。

町中に監視カメラがあり、13DOGS GAMEは金持ちの賭けの対象になっていました。最初に襲ってきた男は若い女性ばかり暴行して殺した連続殺人鬼。相手の持っていたカッターナイフを武器に反撃して辛くも勝利。

単純な殺し合いに活路を求めるだけでなく、共闘を持ち掛けてくるヤクザの鳴海速人や頬の文字をごまかしてプレイヤーであることを隠して13DOGS GAMEを極秘に取材している潜入者ということで青山に接触してくる女も。

舞台となっている閉鎖された町の住人は全員終身刑を受けた囚人。プレイヤーとは最低限の接触という体でしたが、武器を持って3人に襲い掛かってきます。ほかのプレイヤーも住人との戦いに。住人を洗脳して消しかけてきたのは、宗教指導者として圧倒的なカリスマで毒ガステロを指揮した死刑囚の光導師という男。

宗教指導者の部下たちを始末するために主催者側が兵隊を送り込んできて、最後はプレイヤーであることを隠していた女の星野繭が光導師を刺殺します。

宗教指導者との戦いが最大の見せ場で、いろいろ死刑囚同士のバトルもあるんですが、13DOGS GAMEの観戦会場では速人の兄が何やら工作していて、一瞬カメラを停止させているすきに速人が青山と繭に何やら策を授けて超展開に進んでいきます。

カメラが再起動したときには、速人が青山と繭の2人を撃ち殺そうと銃を突きつけていました。そのまま2人が銃殺され、なぜか主催者側の兵隊にも銃を突きつけたことで、速人も銃殺されます。生き残った勝者のテロリスト死刑囚は自由になった後、13DOGS GAMEの次のゲーム、FOX HUNTですぐさま無残にも殺されます。自由になれるのは嘘で、次のゲームのターゲットになるだけでした。殺されたかに見えた青山と繭の2人は生きていて、主催者側の兵隊に変装して会場を脱出。

13DOGS GAMEを主催している黒幕は政治家の神代翔一郎という男で、13DOGS GAMEを賭けにした資金集めと、犯罪被害者の支持獲得という2つの利益を得るために利用していました。青山が冤罪の罪を着せられた恋人一家を殺したのも神代の差し金で、繭が人体実験を止めるために殺人に追い込まれたのもその実験を推し進めたい神代の意向があったからというこじつけ具合。

最後は、神代の目の前に姿を現した青山が、命と引き換えに神代の自白を引き出し通信器になっていた目玉を通して悪行を告発するという展開で終了。

鳴海速人の双子の兄は途中からキャラが変わってますし、最後の超展開もなんだコレってなっちゃいましたけど、山場の宗教指導者が出てくるあたりまではかなり盛り上がるマンガでした。こういうサバイバル系は舞台設定を無理なく収めるのが難しいんですが、打ち切りだったんでしょうか。昔途中まで読んだことがあったので、続きを読んでみて、ここまで怒涛の展開で終了していたことに驚き。

13DOGs 1 (ジェッツコミックス)

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13DOGs 2 (ジェッツコミックス)

13DOGs 2 (ジェッツコミックス)

13DOGs 3 (ジェッツコミックス)

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13DOGs 1巻

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13DOGs 2巻

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13DOGs 3巻

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13DOGs コミック 1-3巻セット (ジェッツコミックス)

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