おすすめ漫画ランキングはたくさんあって食傷気味なので、このブログのアクセス解析結果から逆にオススメできない漫画をランキング。
このブログ、両手で数えられるくらいの少数エントリが9割のアクセス数を叩き出していて、残りの1割はほぼ誰も見ていません。Google Analyticsのアクセス解析結果から、マンガに関係したエントリで複数巻にまたがっているものはそれぞれ合計して、シンプルにアクセス数の多いエントリをランキング形式で紹介します。
どの順位のマンガも甲乙つけがたいくらい面白く、読み出すと止まりません。しかし私のブログでこれらのエントリしか読まれていないのだと思うと、渇いた笑いしか出て来ません。アクセス数の理由はもちろん、Googleが検索順位を高く付けているから、という身も蓋もないもの。どうしてこうなった。
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第10位「ひらけ駒！」
将棋マンガなんですが、将棋を頑張る子供の親に焦点を当てているところが目新しいマンガ。親視点で息子の宝の成長を見守ります。このマンガ、何の告知もなく連載が突然止まってしまいました。私のエントリでは、その理由を考察しているんですが、おそらく再開はないでしょう。途中で終わってしまって消化不良に終わりますが、マンガ自体はすごく面白いです。
第9位「中卒労働者から始める高校生活」
アクセス数ランキングの中で、一番地震を持ってみんなにオススメできるマンガ。親が服役していて、15歳の時から働きながら妹の保護者もやってる初期ステータスが恵まれてなさすぎる主人公が、定時制高校生活を送るマンガ。
第8位「多重人格探偵サイコ」
もう終盤と言われて、その終盤がずーっと続いているマンガ。ラスボスであるルーシー・モノストーンの娘である若女を倒すべく主要キャラが集合してドンパチやってたんですが、そこからさらに引き伸ばすべく戦いの舞台が若女の精神世界に行っちゃいました。
もう読む気はしないけど、続きがどうなっているのかだけ知りたい、という人がアクセスしてるんでしょう。
第7位「東京喰種[JACK]」
東京喰種のあらすじと感想は誰も見ていないようですが、[JACK]だけは別。本編から十数年前、最強のCCG捜査官である有馬が「ランタン」と呼ばれる13区で暴れまわっている喰種を同級生の富良太志とともに追うエピソードが収録されています。有馬は学生時代から有馬で、飄々としていて最強という事が良くわかります。電子書籍のみで紙媒体では発売されていないのがアクセスの理由なんでしょう。
第6位「クズの本懐」
安楽岡花火と粟屋麦の高校生美男美女カップルの爽やか恋愛と見せかけて、この2人はお互いに好きな人同士が付き合っているから、というなんとも奇妙な理由で共闘して妥協して付き合っているという関係。それだけでなく、全ての登場人物が幸せになれない恋愛道に突き進みます。中でも、体だけでいいからと花火に迫る絵鳩早苗は本当に不幸な未来しか見えません。
第5位「セフレの品格」
試し読みのつもりで1巻を読み始めたら、最新8巻まで読んでしまった大人のマンガ。バツ2で39歳の主人公抄子が同窓会で、産婦人科の跡取り息子でバツ1という同級生の一輝と出会ってしまいセフレ道を邁進します。あらすじだけでご飯三杯はいけるくらい、ぶっ飛んだ展開の連続。数あるマンガのなかでも、格段に面白いのは間違いないんですが。
第4位「切子」
田舎の廃校に同窓会で集まった同級生たちが、表紙にもなっているセーラー服を着たバケモノ「切子」に襲われ、次々と殺されていきます。1巻だけで完結という事もあり、急展開に次ぐ急展開が続きます。最期はハカイジュウでお約束の巨大化もありました。このマンガについて検索する人は、何が知りたいんでしょうか。
第3位「校舎の裏には天使が埋められている」
テーマは小学生のイジメ。カリスマ的なイジメの首謀者や、「かいぼう」と称した性的なイジメ、恥ずかしい写真をスマホに収めての脅迫など、中高生向けでいいのかと思われるくらいハードなイジメ描写、そんなことは微塵も感じさせない明るい表紙。イジメを止めるべき担任が、生徒たちを天使と読んで、私の天使たちがいじめなんかするはずない、などと言っちゃうぶっ飛びっぷり。
第2位「生まれる価値のなかった自分がアンナのためにできるいくつかのこと」
ラノベでもなかなか無いロングタイトル。タイムスリップして人生をやり直す物語は数あれど、やり直しの人生で自らの快楽を満たすためだけに行動する主人公、というマンガはそうありません。自分だけが未来を知っていることを利用して、気に入らない同級生を殺し、幼馴染の少女に襲いかかるという陰鬱な展開が続きます。途中まで読んで、続きは読みたくないけど一応結末がどうなったのか知りたい、という人たちがアクセスしてきていると予想。
第1位「鬼畜島」
おどろおどろしく目を引く表紙もさることながら、中身も負けず劣らず濃厚。廃墟研究サークルが、訪れた無人島にいるバケモノたちに次々に殺されていきます。船はなく、通信手段も断たれ、島の周囲には放射性廃棄物と救いがない展開。豚の皮をかぶった大男は、素手で人間をひねり潰す怪力を持ちながら、なぜかチェーンソーを持って襲ってきます。
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