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このゆびとまれ / 大澄剛(1)(2)(3)、大人顔負け精神年齢の天才子役が大活躍

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このゆびとまれ (3) (ニチブンコミックス)

激烈な野心と類まれな能力を持つ天才子役藤江恵那の活躍を描くマンガ。1話完結で、毎回テレビのドラマやCM、バラエティのオマージュが出てきて、恵那が計算高く演技を見せて、芸能界でのし上がっていきます。

キャラクター紹介

キャラ名 説明
藤江恵那(ふじええな) 主人公の天才子役、性格が悪く計算高く野心的な一面を田代にだけ見せる。「恵那’s eye!」という技によって、ETP*1を算出する
田代 恵那のマネージャー、恵那の愚痴を聞きストレス発散のサンドバッグとなる
桃田萌々(ももたもも) 元女優の早見ゆうかを母に持つ恵那のライバルとなる子役。スパルタ教育により類まれなる演技力を有する。
松田洋二 ETP79。シリアスな役からバラエティの司会までマルチにこなす個性派俳優。ただひとり、恵那のキャラ作りを見抜き、素の恵那を引きずりだそうとする。

3巻までのあらすじと感想(ネタバレ注意)

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ドラマにCM、バラエティと恵那がそのたぐいまれな演技力で、グラビアアイドルは胸だけと見下し、他の子役たちからのやっかみに快感を覚えながら大車輪の活躍を見せていきます。その年齢に似つかわしくなく頭の回転も速い恵那。

時折挟まれるお父さんが出てくるシーンはあるんですが、お母さんは出てきません。シングルファーザーでしょうか。お父さんはややぽっちゃりした筋トレ大好きで暑苦しいタイプ。恵那を溺愛しているみたいですが、娘は「うざい」「キモい」「臭い」のキーワードでお父さんをいじめてますね。

このまま活躍し続ける展開で一話完結で行くかと思いきや、3巻で大きく動きを見せます。ライバル子役桃田萌々の登場。日本映画界の巨匠である北斗監督の主人公の娘役オファーを萌々に奪われます。

この萌々のキャラクターが恵那とは逆で鬼気迫る感じ。明るくノー天気な父親しか出てこない恵那と、元女優で娘の成功にかけてスパルタ教育という洗脳を施される萌々。

この子役たちの大人を凌駕したマセっぷりがどこまで現実を反映したものなのかはわかりませんが、サクサク読めて面白い作品ですね。恵那みたいな娘が居たら、親の立場としてはヒヤヒヤしつつ丁々発止のやりとりで楽しめそう。

このゆびとまれ(1) (ニチブンコミックス)

このゆびとまれ(1) (ニチブンコミックス)

このゆびとまれ 2 (ニチブンコミックス)

このゆびとまれ 2 (ニチブンコミックス)

このゆびとまれ (3) (ニチブンコミックス)

このゆびとまれ (3) (ニチブンコミックス)

このゆびとまれ 1

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このゆびとまれ 3

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このゆびとまれ 2

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*1:恵那’s(E) タレント(T) ポイント(P)というMAX100で、タレントとしての魅力を示す数値

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