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RiN / ハロルド作石(12)、伏見紀人と瀧カイトのアンケート1位をめぐる戦いが勃発

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RiN(12) (月刊少年マガジンコミックス)

漫画家を目指す伏見紀人の成長譚。タイトルのリンはヒロインで霊感を持つ石堂凛の名前。

水野プロで腕を磨いた紀人が「リメンバー」のネームを描き上げます。連載会議では、ベテラン漫画家の新連載という大きな壁が立ちはだかりますが、編集長が独断で紀人の連載を採用します。

ときおり紀人が見る不思議な夢や、凛が感じる予感といった伏線が出てくるんですが、12巻はそういった話は少なくマンガ道を歩む紀人が描かれています。

12巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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連載が決まった紀人に、水野から格安で私物のマンションの部屋を貸す提案を受けます。さらに、水野プロ忘年会のあとは、スタッフたちが「お祝い」と称して紀人の連載を助けるために大量の原稿ストックができるまでぶっ通しでアシスタントしてもらいます。

「リメンバー」の最初のアンケート順位は5位。予想以上に高い順位ですが、4位を取っていた瀧カイトの「プレゼンス」には及びません。時折見えるリメンバーのネームからわかるのは、昏睡状態の患者の精神に潜り込んで重瞳の男というボスを倒して救い出すという基本設定。

東京で再び占いのお姉さんルーと出会い、2人の女の選択で正しい方を選ぶよう言われます。そして、凛の誕生日会と本多さんからのBECKの武道館ライブの誘いがかぶり、紀人はBECKのライブに行くことを選択。ライブの後に誕生日会に駆けつける予定でしたが、本多さんが泊まる予定の相手と連絡がつかず自宅に一時的に本多さんを連れてきていたところを凛に見られてしまいます。ここから暗転するフラグかと思われましたが、凛にはプレゼントとして凛をモデルにした絵をプレゼントします。まんざらでもなさそうな凛。

瀧はとうとうアンケートで1位を獲得、十代でアンケート1位はトーラス史上初ということで海外へ取材旅行へ行こうと担当からは言われます。新展開のネームに悩む紀人は、凛から教えてもらった言葉で次の展開のひらめきを得ます。そのお礼を言いに行った時に聞いたのは、瀧もまた凛から何度かアドバイスをもらってマンガを描いていたということ。

瀧は海外への取材旅行に凛を誘おうとします。「石堂さんにおれと旅行にいってほしくないなら、おれより先に取ってみろよ、1位」と挑発。トーラスにはずっと1位を獲得している「魔法少女?ルミナ」というマンガの連載があり、プレゼンスが1位をとったのは魔法少女?ルミナが休載の週。凛をめぐって男の戦いが始まるわけですね。

マンガを描いて頑張る紀人が中心になっていたほうが物語にグイグイ引きこまれますね。凛の霊感がアクセントになる感じでしょうか。

RiN(12) (月刊少年マガジンコミックス)

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RiN(12) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

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