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ダーウィンズゲーム / FLIPFLOPs(9)、カナメを狙うトリニティと保険組合の包囲網、単独でイベント「ハンティングゲーム」へ

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ダーウィンズゲーム 9 (少年チャンピオン・コミックス)

異能(シギル)という力を与えられたプレイヤー達がポイントを奪い合うダーウィンズゲーム。

エイスを倒して、イベントゲームの報酬で受け取っていた「勝者総取り」の権利を行使、王が治めていたシブヤエリアであらゆるDゲームを禁止するメッセージを全プレイヤーに発信します。ダンジョウクラブとの同盟もあり、東京一帯でDゲームの被害者が発生しなくなります。

Dゲームが禁止された東京で、各プレイヤーがポイントを稼ぐために取り始めた行動が「養殖」。一般人を巧妙に騙してDゲームをインストールさせて、プレイヤーになった瞬間に狩るポイント稼ぎ。ヒイラギの娘のスズネがそのターゲットになります。女医アマガサに狙われたスズネが、異能を発動させて対抗します。肉体の一部が猛獣に変わったスズネ。

9巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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向上した身体能力でアマガサに対抗しようとしますが、至近距離であれば空気中に自在に化学物質を合成できるとあってナパームでトドメを刺されそうになります。そこに現れたのが、リュージとスイ。スズネの父親に借りがあるということで、スズネに助太刀します。

アマガサは興奮剤で肉体のリミッターを外してきますが、リュージとスズネのコンビネーションの前に敗北。リュージ相手に白々しい嘘をついて射殺されます。

スズネの戦いが終わると、カナメを忌々しく思う2つの勢力の話し合いのシーンが描かれます。Dゲームでの賭けを取り仕切る「トリニティ」支配人のテミスとギルド「カネヒラ保険組合」の金平英明。1対1なら、確実にカナメを葬れると話す金平に、テミスがイベントゲームの情報を事前に仕入れて、招待選手を送り込める特権を使ってカナメを殺させてあげると持ちかけます。

他の勢力が行方を見失っていたカナメは、Dゲームのクリアを目指して奔走していました。カナメたちが見出したDゲームのクリア方法とは、誰かがクラスA1プレイヤーになること。Dゲーム参加者は獲得ポイントでクラス分けがなされていましたが、ランキング1位のシュエランでさえもA4、3位の金平や4位のダンジョウ、5位のシュカもA4。

クラスA1に上がるために必要なのは累計6万ポイント、クラスAのプレイヤーですら日本には10人も居らず、Bクラスを倒して得られるのはわずか120ポイント。イベントで大きく稼ぐしか6万ポイントに至る路はありません。カナメが東京で無駄な戦いを禁止したのは、自分たちにとっても合理的だったわけです。休戦の提案を関西の巨大クランにも持ちかけていました。

そんなカナメのもとに早速イベント「ハンティングゲーム」の通知が来ます。しかし、ゲーム開始までの申し込み時間は30秒しかありません。カナメは迷わず申し込み。おそらく、カナメに準備する時間を与えないのもトリニティの差し金によるものでしょうね。カナメがイベントで仲間になったオージという男は参加までの時間が1時間ありました。

ハンティングゲームは、外部との通信が絶たれた無人島を舞台にした獲物によるポイント獲得ゲーム。ウサギが1P、にんげんが100P、BOSSが10000Pといった具合に獲物ごとにポイントが設定されています。誰かが10000P獲得すればゲームクリア。ただし、まだまだルールに曖昧な部分があって、全貌はつかめません。カナメが取り逃がした鹿を誰かが弓で射るとカナメにも3P入ったりしました。

このゲームでカナメに立ちはだかるプレイヤーになりそうなのは、Aクラスのセイゲンとカネヒラ。それぞれ開始してすぐに南と北の補給ポイントを牛耳っています。宗教指導者として圧倒的な実力を持つセイゲンと、一般プレイヤーを早速扇動しはじめたカネヒラ。どちらも自分の実力に加えて、他人を道具のように使役するタイプでしょうか。

ダーウィンズゲーム 9 (少年チャンピオン・コミックス)

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